倉庫や工場における屋根修理と雨漏り対策の基礎知識 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

倉庫や工場における屋根修理と雨漏り対策の基礎知識

最終更新日:2024/02/15

工場倉庫で最も多い屋根修理は「雨漏り」

工場倉庫からの屋根修理依頼で最も多いのは、雨漏りです。

一般の戸建住宅などで生活している皆さんからすれば、雨漏りというトラブルは空き家でもなければ起こり得ないと感じられるかもしれません。

しかし屋根裏のない工場倉庫の場合、屋根と天井が一体化していることによって、雨漏りの被害が発覚しやすい実態があります。

また工場倉庫への導入の多い波型ストレート屋根や折半屋根は、一般住宅の屋根と比べて遥かに雨漏りしやすい傾向があるため、注意をしてください。

工場倉庫の雨漏りはどんな原因で生じるの？

工場倉庫の屋根に雨漏りが生じる場合、その多くがボルトや屋根材の錆によって穴があいていることが多いです。

またゲリラ豪雨や大型台風の急増する近頃では、古くなった屋根が強風に煽られて、屋根材だけが遠くに飛んでいってしまうトラブルも急増していますので、「雨漏りしていないから大丈夫！」といった楽観的な考えは捨ててきちんとメンテナンスをする必要があると言えそうです。

工場倉庫といった大型施設の雨漏り対策

工場倉庫の屋根に生じた問題により雨漏りが始まった時には、まず防水テープを使って破損箇所を塞ぎます。

その上からコーキングを使って雨漏りの箇所を塞いだら、最後にビニールシートを被せて応急措置は終了です。

工場倉庫における屋根の工事方法にはどんな種類がありますか？

屋根に多く用いられる工事方法には、カバー工法と屋根塗装、葺き替え工事があります。

既存の屋根材の上に新しい屋根材を被せるカバー工法は、一般住宅のリフォームでも多く用いられる存在です。

この方法のメリットは、既存の屋根を撤去しないことにより工期が短くコストも安く抑えられる点にあります。

これに対して屋根塗装は、遮熱塗料などを塗ることによって屋根材の保存法を高める方法です。

既存の屋根材に塗料を塗れば、長きに渡って雨漏りのしにくい屋根になるとされています。

葺き替え工事は、工場や倉庫を現在覆っている屋根を撤去して、新しい屋根に入れ替える工法です。

工事中に屋根が一時的になくなるこの工法は、継続的に生産活動を行う工場などではあまり用いられない方法となっています。

まとめ

高価なマシンや作業場、お客様の製品を守る工場倉庫では、外壁塗装や屋根塗装を用いて保存性を高める方法が多く用いられています。

こういった工法や雨漏りなどへの対応は、工場倉庫の施工実績が豊富な建設会社が行なっていますので、既存施設に不安を抱える場合はできるだけ早めに相談をしてみてください。