倉庫で行う暑さ対策が作業効率を高める
倉庫や工場内で行う暑さ対策は、作業に従事する人々の健康を守るためにも欠かせないことだと言われています。
特に屋外への搬出搬入を行う倉庫は、従業員の熱中症が起こりやすい環境と考えられますので、簡単にできる暑さ対策を導入することが業務運営に支障をきたさない良策に繋がると言えるでしょう。
今回は、倉庫の空調や冷房といった大規模な設備投資を行わなくても実践できる、手軽な暑さ対策を紹介していきます。
頸部を冷やすクールタオル
冷たい水で濡らして首周りに巻く「クールマフラー」や「クールタオル」といった商品は、ホームセンターや100円ショップ、ドラッグストアなどでも販売されています。
このアイテムは発熱時に頸部を冷やす三点クーリングを応用した物となりますので、炎天下の倉庫作業で体温が上昇しがちな時に使うと高い効果を発揮すると言えるでしょう。
冷感は1~4時間持続しますので、休憩の度に新しいクールタオルを渡してあげても良さそうです。
上半身を効率よく冷やす冷却ベスト
少し金銭的な余裕のある倉庫や会社には、1着8,000円~9,000円ほどで購入できる冷却ベストもおすすめです。
凍らせた保冷剤を入れて使う冷却ベストを着用すれば、炎天下でも背中や首、脇などを効率よく冷やせます。
また真冬には保冷剤代わりに使い捨てカイロを入れるという活用術もありますので、1着あれば1年を通して倉庫で働く従業員をサポートできるアイテムと言えるでしょう。
ファンが汗を飛ばしてくれる空調服
たくさん流れる汗によって蒸れや不快感が生じやすい倉庫では、小型のファンが汗を蒸散させてくれる空調服の併用もおすすめです。
真夏の作業着として空調服を導入すると、倉庫や工場で欠かすことのできない冷房もかなり削減できると言われています。
また近頃ではズボンタイプの空調服も登場していますので、冷却ベストと併用して全身を冷やしてみても良いでしょう。
まとめ
今回紹介した3アイテムを導入すると、真夏の猛暑日でも倉庫作業を行いやすくなります。
また全ての従業員に冷却ベストやクールタオルを配布することで、暑さ対策に関するばらつきも回避できますので、作業環境整備の一環として導入を検討してみても良いでしょう。
澤村のクールサームで涼しく空調代も削減
澤村では倉庫や工場の屋根に塗装することで屋根表面温度を20℃~30℃、室内温度を6℃~7℃低下させられるセラミック断熱塗料のクールサームを取り扱っております。
エアコンの設定温度は1℃変えるだけで電気代を約10%節約できるといわれていますので、涼しくなり快適が快適になるだけではなく空調代の削減にも繋がり良いことだらけです。
クールサームによる涼しさの効果は10年以上続くので耐久性にも優れています。
クールサームはNASAの開発した特殊のセラミックが太陽に反射する遮熱・断熱塗料で外壁塗装や屋根塗装などで使用される事が多いです。
また夏の暑い時期は工場や倉庫などは熱がこもりやすく室内温度がかなり上昇するので工場や倉庫の外壁塗装や屋根塗装でも断熱性が高いクールサームを使用するとメリットが多いです。
断熱性が高い塗料というのはある程度理解する事が出来ますが、特徴などはあまりよく分からないという人が多いでしょう。
そこでクールサームの特徴をいろいろな部分から見ていく事にしましょう。
密度の高い4種類のセラミックが熱を反射してくれる
断熱塗料に含まれているセラミックはメーカーによって質が異なりますが、クールサームは密度の高い4種類のセラミックが含まれているので熱の反射力がすごく高いです。
1種類目のセラミックは可視光線をすべて反射するので紫外線を吸収するのを防ぐ事が出来ます。
2種類目のセラミックは近赤外線全域の波長を跳ね返す効果があるので日射反射率を90%以上に保ち続ける事が出来ます。
また10年後でも日射反射率を80%以上に保ち続ける事が出来るので耐久性が高いのも特徴です。
3種類目のセラミックは吸収した熱エネルギーを遠赤外線として放射してくれるので夏の暑い時期でも室内温度を上昇するのを抑えてくれます。
クールサームの遠赤外線放射率は90%以上なので他のメーカーの塗料より効果が期待出来ます。
4種類目のセラミックは反射されずに残ってしまった熱が浸入してこないようにブロックをしてくれます。
クールサームに含まれている4種類のセラミックは可視光線を反射、近赤外線を反射、遠赤外線を放射、熱伝導を止めるの4つの役割で断熱性を高めていきます。
屋根から熱の侵入を抑えてくれるのでコストダウンをする事も可能
夏の暑い時期は太陽の日差しが強いので屋根の表面温度は60~70度近くまで上昇すると言われています。
屋根の表面温度が高くなってしまうと熱が室内に侵入してきてしまうので部屋の中がサウナのような暑さになってしまう事もあります。
それで空調を使用しないといけない状態になってしまいますが、空調代がかかってしまうのでコスト面でデメリットになってしまいます。
しかしクールサームを使用して屋根塗装をすると熱の伝導を抑えてくれるので屋根の表面温度を下げていく事が出来ます。
室内に熱が浸入するのを防ぐ事が出来るので室内温度も一定に保ち続ける事が出来ます。
それにより夏の暑い時期でも空調の使用頻度が少なくなるのでコストダウンをする事が可能です。
特にコストダウンをする必要が出てくる工場や倉庫の屋根塗装をする時にクールサームを使用するとメリットになります。
10年以上涼しさを保ち続ける事が出来る
一般的な遮熱塗料を使用して屋根塗装をすると3~4年経過すると屋根の表面温度が上がってきてしまうので涼しさを保ち続ける事が出来なくなってしまいます。
それにより長い期間効果を保ち続けるのは難しいと感じてしまう事も多いです。
しかしクールサームは一般的な遮熱塗料とは違って 4種のセラミックが反射と放射の働きをしてくれるので屋根の表面が汚れても熱放射をするセラミックが働いてくれるので熱の侵入を抑える事が出来ます。
それにより10年以上経過しても涼しさを保ち続ける事が出来ます。
クールサームは4種類のセラミックが熱を放射、拡散してくれるので室内温度を下げてくれて涼しさを保ち続ける効果が期待出来ます。
それにより空調代を削減する事も出来るので特に劣悪な環境になる事が多い工場や倉庫の屋根塗装をする時はクールサームを使用するのが適しています。
無毒、不燃の水性塗料のクールサームはさまざまな試験で安全性の高さが確認されているので現在では最も注目を集めている遮熱・断熱塗料です。