倉庫管理に欠かせない保管環境で使えるポイント集
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個々の製品ごとに、保管温度と湿度が明確になっていますか?
さまざまな製品を扱う倉庫では、仕様書に記載された管理基準や推奨保管条件をきちんと把握し、その内容に従う形で保管を行うことが必要となります。技術者や作業者がその基準を十分に把握していない倉庫では、製品の品質低下だけでなく、無駄な空調使用によるコストの増大が生まれることもあるため、注意が必要です。
エアコンの温度と動作の管理が行われていますか?
エアコン温度やオン・オフなどの動作時間、フィルター清掃やメンテナンスのスケジュールやルールがきちんと決まっている工場倉庫では、空調設備によるコスト増大の問題が起こりにくい傾向があります。これに対してフィルター掃除やメンテナンスを全く行わない倉庫では、空調設備の使用電力が高まりすぎたり、故障などのトラブルも起こりやすくなりますので、保管環境を整えるためにも管理を徹底する必要があると言えるでしょう。
作業者に対して不快にならない環境的配慮がなされていますか?
倉庫管理は製品のためだけでなく、作業を行うスタッフのためにも必要です。あまりにも過酷な環境で長時間作業を行えば、チェックミスや製品を壊すなどのトラブルが生まれるリスクも高まります。また従業員が体を壊せば、また新たな人材を採用・育成する必要も出てきますので、作業者を大事にすることが人件費削減に繋がるとも言えそうです。
日差しが入る窓の存在とリスクを把握していますか?
日差しの当たる場所で保管された製品は、紫外線による段ボールの変質や製品の劣化などが進みやすくなります。また同じ倉庫内に日差しの当たる場所・当たらない場所がある場合は、保管場所によって製品のコンディションが変わってくる可能性もありますので、万が一庫内に窓がある場合は、そこから入ってくる外気や日差しについて分析する心掛けも必要だと言えるでしょう。
通路の穴や壁の傷をきちんと補修していますか?
通路に生じた小さな穴や壁の剥がれ、傷なども、しっかり補修しなければなりません。通路にでこぼこが生じた倉庫では、運搬中の振動により大事な製品が破損するリスクが高まります。また穴によって台車などの走行が不安定になれば、当然倉庫内での事故も起こりやすくなりますので、製品保管に直結しなくても絶対に傷や穴を見逃してはならないと捉えるようにしてください。
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