倉庫や工場に断熱・遮熱対策を施すメリット

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倉庫や工場に断熱・遮熱対策を施すメリット

倉庫や工場を快適に稼働させ、なおかつ全体的な運用コストの削減を図るのであれば、倉庫や工場に断熱もしくは遮熱対策を施す事は大きなメリットを生み出します。
とは言え断熱とは?遮熱とは?など、わからないことが多いという方がいらっしゃるのも無理はありません。
この二つの言葉はイメージが似ているものの、明確に違うことでもあります。
さらに倉庫や工場にそれぞれ断熱や遮熱を行う場合の方法も「よくわからない・・・」というケースが多いでしょう。
そこで、ここでは澤村のクールサームで涼しく空調代も削減できるような方法をお伝えするとともに、工場や倉庫に遮熱や断熱対策を施すメリットを全体的にご紹介していきます。

工場・倉庫の暑さ対策に『クールサーム®』

屋根に塗るだけで空調代を削減!※1

可視光線、近赤外線のほとんどを反射し、また一部吸収した太陽エネルギーを遠赤外線として放散、さらに遮断層を作り熱伝導を防ぐ、といった特性を持つNASAが開発した特殊なセラミックで屋根や壁面を塗装。劣化の原因となる紫外線もカットして、断熱効果は長期間(10年以上※2)持続可能。コスパの高い断熱素材です。

※1 理想科学工業㈱霞ヶ浦工場の実例を元に、イメージ表示し得られたデータを元に室内空間の温度上昇を抑制することから、空調設備の温度を上げることで電気代等の削減が期待できます。
※2 クールサーム®の実証実験にて10年以上の耐久性を確認しています。詳しくは弊社スタッフまでお問い合わせください

この記事の監修者

株式会社澤村(SAWAMURA)

山々に囲まれ、琵琶湖を臨む滋賀県高島市。
株式会社澤村は1950年の創業以来、地域とともに歩みながら、信頼・実績・技術を受け継いできました。
現在、フィールドは滋賀・京都・福井まで広がり、130名を超えるスタッフと共に、設計・施工の一貫体制でお客さまのご要望にお応えしています。
本コラムは株式会社澤村が運営する工場建築・倉庫建築に関するお役立ちコラムです。

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そもそも倉庫や工場が暑くなる原因とは?


倉庫や工場が夏場に暑くなる主な原因は、熱の伝導による輻射熱の発生です。太陽光が直接室内に入り込むことも原因の一つですが、それ以上に建物の屋根や外壁が熱を吸収し、その熱が室内に伝わることで室温が上昇します。特に、断熱性が低い建物では、外気温の変化が室内に直接影響しやすく、冷房効率の低下や作業環境の悪化を招くことになります。建材が太陽光を吸収して蓄えられた熱が、時間をかけて室内へと放出されることで、夜間でも室温が下がりにくい状況が生まれることもあります。

【基礎知識】断熱とは?遮熱とは?


それではここからは断熱とは?遮熱とは?についてわかりやすく解説していきます
この二つの違いを押さえておくことによって、より適切・的確に工場や倉庫の環境を向上させることができるようになるでしょう。

断熱=「熱の移動」そのものを抑える

まず「断熱」というのは、文字通り「熱の移動そのものを抑える」ことを言います。
つまり、熱エネルギーを移動させないようにすることから、夏の暑さも冬の寒さも含めて熱が外に移動しないようにするといった考え方です。
夏場は暑さがこもってしまったり、せっかく冷房で冷やしたとしても、外から暑い温度の熱風が吹き込んできたり、熱のエネルギーが入ってくることによって、結局工場や倉庫の温度が上がってしまうのは、断熱がうまくいっていないことを意味します。

ちなみに、冬場も冬場でせっかく暖房を入れているのにも関わらず、なんだか底冷えして寒いというのは、断熱がうまくいってないことを表します。
このように、夏の暑さも冬の寒さも、熱の移動そのものを抑えることで、断熱がうまくいくということになります。

遮熱=「暑さ」のみをカット

一方で、遮熱は「暑さのエネルギーのみをカット」するような考え方となります。
簡単なイメージで言えば、真夏に取り付けるような太陽の日差しが工場に当たった時に、遮熱効果のある塗料などを塗っておくことで、その暑さを跳ね返すようなイメージです。
このような施工がない場合、材質にもよりますが、そのまま夏の太陽光線や暑さのエネルギーが建物の中に侵入してきて、冷房を稼働させていたとしても、結局工場や倉庫の施設内の温度が上昇してしまうということになります。

よって「遮熱」を行う場合は、夏の暑さのみをカットするということを覚えておきましょう。冬の寒さの対策には遮熱は適切ではありません。
なぜなら、遮熱はあくまでも暑さのエネルギーのみをカットする方法であることから、冬の寒さにはなんらの効果を発揮しません。

遮熱や断熱を施すとどんなメリットがある?

それでは遮熱や断熱を施すことによってどのようなメリットがあるのでしょう。

遮熱や断熱が作業効率を高める

まずは遮熱や断熱を行うことで、全体的な作業効率が高まってくるという考え方があります。
これは遮熱や断熱をしっかりと行うことで、施設内の空調バランスが向上することになります。それによって、猛暑によって生じる従業員の疲労や熱中症などのリスクもある程度、防止することに寄与するでしょう。
その他、状況的には冬の寒さで従業員のモチベーションがダウンしたり現場の士気に関わってくるというケースも考えられます。
こういった部分でも、しっかりと遮熱・断熱を行っておくことによって、従業員の全体的なモチベーションアップや作業効率の向上に大きく役立つと言えそうです。
また、結果的にこのような従業員の就業環境を整えてあげることによって、生産量や売上のアップ、その他入社希望者の増加などあらゆる面でメリットが考えられます。
遮熱や断熱に関する技術は日々進化していますので、真夏の冷房コストに悩む経営者の方がいらっしゃいましたら、倉庫や工場建設に詳しい建設業者に相談することをおすすめします。

空調設備の負荷軽減・コストダウン

基本的には、エアコンの稼働を下げることによって設備にかかる負担を軽減することができるという意味合いもあります。
というのも、空調設備は遮熱や断熱が施されていない現場だとやはりそれなりに「稼働負荷」が上がってしまいます。
しっかりと遮熱や断熱が行われている施設であればさほど、空調にも負荷がかからないという考え方になります。

また、エアコンや空調設備を無理に使うことによって耐用年数よりも早く「故障・壊れる」ようするといったリスクが生まれてくることもあるでしょう。
こういった部分でも遮熱や断熱をしっかり施しておくことによって、全体的なコスト削減といったメリットが見られるケースがあります。

品質管理上のメリットも

また、工場内や倉庫内で作られたり保管されていた製品の品質にも影響するのが真夏の暑さや冬の寒さです。
こういった温度管理や温度変化による製品の変質・損失リスクを考えるのであれば、やはり工場や施設内その他倉庫の断熱や遮熱の施工は重要なポイントとなってきます。

知っておきたい遮熱工事のデメリット


遮熱工事は、太陽光による熱を反射し、建物内部への熱侵入を抑える効果がある一方で、いくつかのデメリットも存在します。例えば、熱の伝導や対流による影響を防ぐことはできない点や、施工した遮熱材が経年劣化しやすい点が挙げられます。また、屋根のような高所での作業は専門的な知識と技術を要するため、DIYでの実施は難しく、専門業者への依頼が必須となります。これらのデメリットを理解した上で、遮熱工事の導入を検討することが大切です。

主な遮熱工事の種類と方法


遮熱工事には、主に遮熱塗料の塗布と遮熱シートの施工という2つの方法があります。これらの遮熱材は、太陽光の赤外線を反射することで、建物内部への熱の侵入を抑え、室温の上昇を防ぐ効果が期待できます。それぞれの材料には、特徴や適した用途があり、建物の種類や目的に合わせて選ぶことが重要です。

遮熱塗料の塗布

遮熱塗料とは、太陽光に含まれる赤外線を効率よく反射し、建物内部への熱の侵入を抑制する効果が期待できる塗料のことです。屋根や外壁に塗布することで、日射による輻射熱の蓄積を防ぎ、結果として室温の上昇を抑えることができます。しかし、遮熱塗料の効果を最大限に引き出すためには、ムラなく均一に塗布することが重要です。このため、専門知識と高い技術力を持った職人による施工が不可欠となります。施工品質が低いと、期待通りの効果が得られない可能性もありますので、業者選びは慎重に行うことが大切です。

遮熱シートの施工

遮熱シートは、日射による輻射熱を反射することで、建物内部の温度上昇を抑える効果が期待できるシートです。このシートはアルミ純度が高いほど反射率や遮熱効果が高まる傾向にあります。例えば、アルミ純度99%以上、輻射熱反射率97%といった高性能な遮熱シートも存在し、これらを活用することで室内への熱侵入を大幅に防ぐことが可能です。また、遮熱シートは塗料のように塗りムラによる効果のばらつきがなく、屋根や機械に貼るだけの比較的簡単な施工で、職人による効果の差が生じにくいという特徴があります。

倉庫や工場内の暑さを断熱・遮熱対策でカット


年々真夏の猛暑が酷くなっている日本では、倉庫や工場内の設計をする際に断熱や遮熱対策が重視されるようになりました。
特に庫内温度の上昇には、屋根設備の断熱や遮熱が大きく関係していますので、これから紹介するポイントを頭に入れた上で建設工事業者との打ち合わせを行うようにしてください。

屋根・外壁

屋根及び外壁部分の断熱・遮熱対策に関しては、やはり外壁や屋根にクールサームなど遮熱又は断熱効果のある塗料を施工するのがよろしいでしょう。
最近はこういった方法が主流になってきています。
また、メンテナンス時に特殊な塗料を採用し塗装を行うことができるという利便性の高さも特徴です。
この方法の大きなメリットは、特に大々的な屋根の交換工事などを行う必要もなく、また外壁塗装に関しても一般的な外壁塗装と同じような流れで行うことができます。
また、大々的な断熱工事を行うよりもコスト面も優れているケースがほとんどで効果的なのに低コストな対策として、ぜひクールサームを始めこういった対策を導入いただきたいと思います。

窓部分の対策は?

窓の部分に関しては「窓そのもの」から素材を変更するなどが考えられます。
例えば複層ガラスなどをご利用いただくことによって断熱性または、遮熱性が高められるケースもあるでしょう。
その他、手軽にできる方法としてはやはり遮熱カーテンやブラインドを設置することによって「太陽の日差しをうまく遮る」といった方法もあります。
しかしこちらに関しては業務上なかなか好ましくないと言うケースもあるため、業務の状況や事業運営上検討すべき余地はあります。

金属を使った折板屋根でも遮熱が可能


工場や倉庫の定番折板屋根の断熱には、遮熱性の高いシートで屋根全体を覆うことで、急激な室温上昇にブレーキをかける工法が増え始めています。
屋根とシートの間に空気層を作ることで、熱気を風によって流すことができるという仕組みです。
このような工法を導入すると、既存の業務を止めることなく遮熱や断熱を講じることができますので、休業日の少ない工場や倉庫であっても導入しやすい存在と考えて良いでしょう。
シートを使った遮熱工法はさまざまなメーカーで取り扱われており、導入により35~45%もの冷房コストが軽減できると考えられています。

遮熱工事の費用を左右するポイント


遮熱工事の費用は、施工面積や屋根の状態、使用する遮熱材の種類、現場の環境といった複数の要因によって変動します。屋根の面積が広い工場や倉庫では、使用する遮熱シートの量や作業時間が増えるため、費用は高くなる傾向があります。また、屋根の劣化が激しい場合は、遮熱工事の前に補修が必要となることもあり、その分の費用が加算されることを考慮する必要があります。補修の程度は屋根の状態によって異なるため、事前の調査と見積もりで詳細を確認することが大切です。

遮熱シートの価格も費用を左右する重要なポイントです。遮熱性の高いシートは一般的に高価ですが、その分耐久性も優れているため、長期的に見るとメンテナンス費用を抑えられる場合があります。工場の生産品によっては、高い遮熱性が求められる場合もあるため、品質とコストのバランスを考慮して適切なシートを選ぶことが重要です。

さらに、現場周辺の環境も費用に影響を及ぼします。例えば、現場周辺に資材搬入や駐車が難しい場合、運搬費用や人件費が増加する可能性があります。高所作業が伴う場合は、作業員の安全確保のために足場設置が必須となり、これも費用に反映されます。ただし、屋根が平坦で安定している場合は足場が不要となるケースもあります。このように、現場の状況によって費用は大きく異なるため、正確な費用を知るためには事前の現地調査と見積もり依頼が不可欠です。

失敗しない遮熱工事業者の選び方


遮熱シートの施工は専門的な知識と技術を要するため、信頼できる工事業者選びが重要です。施工実績が豊富で、遮熱工事に関する専門知識を持つ業者を選ぶことで、施工後のトラブルを未然に防ぎ、期待通りの遮熱効果を得ることができます。業者のウェブサイトやパンフレットなどで施工事例を確認し、遮熱シートの施工経験が豊富な業者であるかを事前にチェックしましょう。また、適切な遮熱材の選定や丁寧な施工ができる業者を選ぶことが、長期的な効果の維持にもつながります。

まとめ

上記の内容から、工場や倉庫での遮熱や断熱対策をしっかりと施すことには上記のようなメリットがあり、これらが事業運営の好循環を生み出すという考え方もできるでしょう。
またクールサームは是非澤村までご相談ください。
澤村のクールサームであれば屋根の表面温度を低下させることができ、さらに室内温度についてもおよそ6℃から7℃ほど引き下げることができるといったデータもございます。
まずは無料見積がおすすめです。是非お気軽にお問い合わせください。

工場・倉庫の暑さ対策に『クールサーム®』

屋根に塗るだけで空調代を削減!※1

可視光線、近赤外線のほとんどを反射し、また一部吸収した太陽エネルギーを遠赤外線として放散、さらに遮断層を作り熱伝導を防ぐ、といった特性を持つNASAが開発した特殊なセラミックで屋根や壁面を塗装。劣化の原因となる紫外線もカットして、断熱効果は長期間(10年以上※2)持続可能。コスパの高い断熱素材です。

※1 理想科学工業㈱霞ヶ浦工場の実例を元に、イメージ表示し得られたデータを元に室内空間の温度上昇を抑制することから、空調設備の温度を上げることで電気代等の削減が期待できます。
※2 クールサーム®の実証実験にて10年以上の耐久性を確認しています。詳しくは弊社スタッフまでお問い合わせください

SAWAMURAについて

1950年の創業以来、地域に貢献すること、お客様の事業の発展に寄与することを目標に
さまざまな建築物を竣工してきました。1998年よりシステム建築事業をスタート。
豊富な経験と実績をもとに、さまざまなご要望にお応えします。

関西No.1のシステム建築実績。
積み重ねた施工実績とノウハウで、
確かな精度を保証します。

2020年
関西ブロック優秀ビルダー賞1位
2019年
関西ブロック優秀ビルダー賞3位
関西ブロック年間販売実績 第1位 5年連続受注賞
アティブビルダー銀賞受賞
2018年
関西ブロック年間販売実績 第3位 5年連続受注賞
アクティブビルダー銅賞受賞
2017年
アクティブビルダー銅賞受賞
2016年
アクティブビルダー銅賞受賞
2015年
アクティブビルダー 銅賞受賞
2012年
連続販売年数15年達成
2013年
15年連続受注賞
2008年
10年連続受注賞 2005年 5年連続受注賞
2004年
優秀ビルディング

資格所有者

  • 一級建築士 13人
    二級建築士 41人
    一級建築施工管理技士 29人
    一級土木施工管理技士 10人
  • 宅地建物取引士 19人
    設備設計一級建築士 1人
    土地家屋調査士 1人
    一級建設業経理士 2人
    中小企業診断士 1人​

会社概要

社名 株式会社澤村
本社 〒520-1121 滋賀県高島市勝野1108番地3
TEL. 0740-36-0130(代)
FAX. 0740-36-1661
大津オフィス 〒520-0242 滋賀県大津市本堅田三丁目33-16 エルミナ リアン 2F
TEL. 077-572-3879
FAX. 077-573-8384
敦賀オフィス 〒914-0811 福井県敦賀市中央町一丁目8-10
TEL. 0770-22-6005
FAX. 0770-47-6405
資材センター 滋賀県高島市勝野873-1
創業 昭和25年12月6日
資本金 50,000,000円(グループ全体)
従業員数 182名(グループ全体)※2024年10月1日現在
売上高 63億円(グループ全体)※2024年9月実績
営業種目 建築一式、土木一式、大工工事、水道施設工事、とび・土工工事、造園工事、左官工事、石工事、屋根工事、タイル・れんが・ブロック工事、鋼構造物工事、鉄筋工事、舗装工事、板金工事、ガラス工事、塗装工事、防水工事、内装仕上工事、熱絶縁工事、建具工事、宅地建物取引業、建築・土木設計、土地活用
許可・登録 〈建設業許可〉 
滋賀県知事許可(特・般-3) 第80123号
〈一級建築士事務所〉 
滋賀県知事登録(カ) 第126号
〈宅地建物取引業者〉 
滋賀県知事登録(12) 第1267号
取引銀行 滋賀銀行 高島支店
関西みらい銀行 安曇川支店
滋賀県信用組合 安曇川支店
関連会社 株式会社トータル・オーガニック・プランニング
沢村ホーム株式会社
関西No.1のシステム建築実績。

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