失敗しない!工場・倉庫建築における建設会社の選び方│ポイントからコツまで徹底解説

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工場や倉庫の建設会社選びは、建物の耐震性や機能性などに大きな影響を与えるため、大変重要なことです。

しかし、初めて工場や倉庫の建設を依頼する場合は特にそうでしょうが、建設業者選びに際し、不安をお持ちの方も多くいらっしゃることでしょう。

そこでこの記事では、工場や倉庫の建設会社選びに失敗しないためのポイントや選び方のコツを徹底解説します。

ぜひ建設業者選びの際の参考にしてください。

工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」

低価格・短納期・大空間すべて叶えるシステム建築。

工場・倉庫・物流施設や店舗に適した工法であるシステム建築。関西1位の施工実績を持つSAWAMURAでは、設計力を活かした柔軟な対応や充実したアフターサポートの体制を整え「カナリス」として展開しています。お客さまの要望に最適なシステム建築とサービスを組み合わせ、あらゆるご要望に応えます。

この記事の監修者

株式会社澤村(SAWAMURA)

山々に囲まれ、琵琶湖を臨む滋賀県高島市。
株式会社澤村は1950年の創業以来、地域とともに歩みながら、信頼・実績・技術を受け継いできました。
現在、フィールドは滋賀・京都・福井まで広がり、130名を超えるスタッフと共に、設計・施工の一貫体制でお客さまのご要望にお応えしています。
本コラムは株式会社澤村が運営する工場建築・倉庫建築に関するお役立ちコラムです。

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目次

工場・倉庫建築の建設会社の選び方5選

工場や倉庫の建設を計画する際、最も重要な要素の一つは建設会社の選択です。

適切な業者の選択は、工事の品質、コスト、時間的な効率性など、プロジェクトの全体的な成功を左右します。

そこでここではまず、失敗しないための建設業者選びの「ポイント」を5つ紹介します。

これを押さえておけば、建設会社選びで失敗しない選択ができることでしょう。

①複数の見積もりを取った中から選ぶ

まず一つ目のポイントは、「複数の見積もりを取った中から選ぶ」ことです。

複数の業者から見積もりを取ることにより、各業者の価格やサービス内容を比較検討し、自社のニーズに最も適した業者を選択することが可能となります。

また、見積もりを取得することで、工事の予算や工期の妥当性を確認することも可能です。

さらには、業者間の競争を通じ、結果としてより良い条件が提示される可能性があります。これは、コスト面でも品質面でも大きな利点となるでしょう。

②強みや専門知識がある業者を選ぶ

工場や倉庫の建設には、特定の強みや専門知識が求められる場合があります。

例えば、食品工場を建設する場合、HACCPなどの認証を取得できる建築が求められることも考慮に入れなければなりません。

あるいは、地域に根づいた地元の建設会社であることが、工場や倉庫の立地予定の地域の実情をよく理解しているという強みになることもあります。

このように、自社が建設したい工場の用途や立地に適した強みや専門知識を持つ業者を選択することが、建設会社選びの第二のポイントとなります。

③類似の施工実績がある業者を選ぶ

類似の施工実績がある業者を選択することも重要なポイントとなります。これが三つ目のポイントです。

そのような業者は、その分野における専門的な知識や技術を持っており、適切な提案や施工が期待できます。

そのため、工場・倉庫の建設に向けて良いスタートダッシュを切ることが可能となり、結果として品質の高い建設物が実現可能となります。

また、類似の施工実績を持つ業者は、予想外の問題やトラブルに冷静に対処する能力が高く、工事の進行をスムーズに保つことができます。この能力によって、工期の遅れやコストの増加を防ぐこともできるでしょう。

さらに、最新の法令や基準に対応できる能力も、類似の施工実績のある業者の強みです。最新の法令や基準への対応力を持っていることで、違反による罰則や工事の遅れを回避することが可能となります。

加えて、類似の施工実績を持つということは、業界のニーズやトレンドを把握していることでもあります。

ニーズやトレンドを把握していることで、将来的な需要に対応した施設を提案できますし、他者との競争優位性が保てるような先進的な建物を建設することも可能です。

そして何より、施工実績があるということは、その業界へのネットワークをすでに広く持っているという強みを持っていることを意味します。

これにより、協力業者や関連企業との連携がスムーズに進み、工事の効率が向上します。これはコスト削減だけでなく、工事の質の向上にも繋がるものです。

なお、工場や倉庫の建築を考える時に、新築にするか増改築にするかという選択肢がまず立ち現れます。新築にも増改築にもそれぞれの特徴と注意点があり、どちらが良いかはケースバイケースです。

https://factory.sawamura-shiga.co.jp/columns/planning-point

類似の施工実績がある業者であれば、どちらが企業の真のニーズにあっているか、適切な判断に基づく提案をしてくれることでしょう。

④費用感が合う業者を選ぶ

費用感が合う業者を選ぶことも、重要なポイントの一つです。

費用感が合う業者ならば、予算内での工事の完了が期待でき、予算オーバーによる工事の中断や遅れを防ぐことができるので、経済的な負担が軽減されることでしょう。

なにより、業者との費用感が合うということは、完成品が自社のイメージに近いことを意味します。

費用感が合うかどうかは、プロジェクトの成功を左右する重要な要素と言えます。

⑤アフターサービスや保証期間がある業者を選ぶ

最後に、アフターサービスや保証期間を提供する業者を選ぶことは、工場や倉庫の建築において大切なポイントです。

保証期間を提供する業者は、保証期間内であれば、施設の不具合や故障に対して無償または格安で修理を行い、施工後のメンテナンスやトラブルに迅速かつ適切に対応します。

これは、長期的に施設を運用する上で大きなメリットといえます。

また、アフターサービスを提供することは、業者が自身の施工品質に自信を持っている証拠でもあり、顧客が安心して業者を選ぶ要素のひとつといえます。

ただし、これらのサービス内容は業者により異なるため、具体的な内容を確認し、自社のニーズに合った業者を選ぶことが重要です。

工場・倉庫建築の建設会社選びのコツ

ここでは、工場・倉庫建築の建設業者選びの「コツ」を紹介します。

建設会社選びを成功させるための具体的なアプローチをご紹介しますので、ぜひ活用してください。

担当者と直接会話して相性を確認する

まず、建設会社選びの基本となるのが担当者との直接の会話です。

対応に疑問や不安が残る業者は、貴社との相性が良いとは言えません。

逆に、疑問や不安な点を丁寧に解説し、迅速に問い合わせに対応してくれる業者は信頼できるといえます。

担当者とのコミュニケーションがスムーズであれば、プロジェクトの進行も円滑に進む可能性が高まります。

なお、コミュニケーションのスムーズさは、担当者の能力によるところもありますが、建設業者の組織形態によっても左右されます。

特に、設計施工部門が内在しているタイプの業者であれば、顧客と建設会社とのコミュニケーションが円滑になり、より良い対応が期待できます。

https://factory.sawamura-shiga.co.jp/columns/point-5merit

こうしたところを確認しつつ、安心してお任せできる建設会社に依頼することが重要です。

建設許可番号・実績を確認する

次に、建設許可番号と業者の実績を確認しましょう。

500万円以上の工事を請け負って営業する場合は、建設業の許可が必要となります。建設許可番号を有しているかどうかは、確実にチェックしましょう。

また、業者の営業期間(つまりどれだけ長く営業を続けてきたか)は建設許可番号から確認できます。

加えて、営業期間が長いことも重要ですが、実績の有無も重要なチェックポイントです。

なぜ安いのか確認する

工場や倉庫の建設会社を選ぶ際には、業者が提供する品質やサービスについても細心の注意を払いましょう。

特に、業者が提供するサービスが安価な場合、どのようにコストを削減しているのか理解することが重要です。これにより、品質やサービスを犠牲にした悪質な業者から自社を守ることができます。

工場・倉庫建設において、低価格であってもしっかりとした品質やサービスを確保している業者は、以下のような点を十分に考慮していると思われます。

1. 効率的な建築手法や技術の採用
2. 大量仕入れによる材料費の削減
3. 経験豊富なスタッフによる効率的なプロジェクト管理
4. 組織形態の特徴を生かした社内コミュニケーションコストの節約

逆に、安価な業者が品質やサービスを犠牲にしている場合には、次のようなリスクを抱えています。

1. 安価な材料の使用による品質低下
2. 労働者の適切な研修や教育が行われていない
3. アフターサービスや保証が不十分

安価な業者の品質を見抜く際には、これらを頭に入れておくことがおすすめです。

要望を叶えてくれているか確認する

見積もりが出た段階で安心してはいけません。その見積もりで、こちら側の要望を叶えてくれているか確認することが大切です。

例えば、工場や倉庫が希望する機能性や要件を満たしているかだけでなく、完成予定日や内装などもしっかりと確認すべきです。

そのためにも、自社の要望が明確になっていることが重要となってきます。

地域に根づいた企業か確認する

地域に根づいた企業かどうかを確認することも有益です。

地域に詳しい企業は、土地の特性や地域のニーズに適した建築を提案できます。

また、地域密着型の企業は、建設後のアフターサービスやメンテナンスが手厚いことも期待できます。

加えて、地元企業を選ぶことで地域経済の活性化に貢献し、地域の発展にも繋がります。

また地域に根づいた地元企業 は、東京などの大都市に本社を置くような大規模の建設業者と比べると、コンパクトな組織形態であるケースが多くみられます。

これを長所としてうまく活用できている業者であれば、コストの削減や品質向上、追加工事や保証期間なども含めた柔軟な対応が期待できます。

建設会社選びで失敗しないためにやるべき2つのこと

最後に、建設業者選びで失敗しないために確認や決定しておくべきことを2つ紹介します。

最低限のこのポイントを押さえることで、少なくとも「建築に失敗した」という事態を避けられる可能性を上げることができます。

どのような工場・倉庫を建設したいか要件・予算・工期を決める

建設会社とのミスコミュニケーションを減らすためは、自社の要件・予算・工期を明確に決めておくことが重要です。

要件については、工場や倉庫の目的や機能に応じて、必要な設備や構造を明確にしておきましょう。

例えば、食品工場では特殊な消火設備や排水の環境基準が必要となってきます。こういったことを要件にきちんと組み込んでおきましょう。

予算については、建設費用や運用コストを考慮し決定しておきます。プレハブ倉庫やシステム建築など、工法によってもコストが異なるので、予算の決定は重要です。

工期についてももちろん、自社の希望を決めておきましょう。

契約内容や支払いのタイミングを確認する

さらに、契約内容や支払いのタイミングを確認することも大切です。

建設業者との契約書には、工事の範囲、工期、費用、品質保証などの詳細が記載されていますので、それらをよく読み、自社の要望や予算に合っているかを確認する必要があります。

また、建設会社への支払いは、通常、工事の進捗に応じて分割で行われるものですが、この支払いのタイミングや金額を事前に確認しておくことも重要です。

特に、建設途中で変更や追加工事が発生することがあります。その際の手続きや費用についても、契約時に確認しておきましょう。

加えて、建設業者が提供する品質保証の期間や範囲を把握しておくことで、万が一のトラブルに備えることができます。

まとめ:工場・倉庫建築は実績多数の建設会社SAWAMURAにご相談ください

工場・倉庫建築は事業を左右する大きなプロジェクトであり、安心できる業者選定が大変重要になってきます。

万が一のトラブルや建設後の工場・倉庫の許認可にも影響しますので、知見の高い業者へ依頼しましょう。

SAWAMURAのカナリス建築は、工場・倉庫建設に長年携わってきており、お客様のニーズに合わせた設計・施工が可能です。ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。

実際の施工実績の一例をご覧いただけます。

工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」

低価格・短納期・大空間すべて叶えるシステム建築。

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SAWAMURAについて

1950年の創業以来、地域に貢献すること、お客様の事業の発展に寄与することを目標に
さまざまな建築物を竣工してきました。1998年よりシステム建築事業をスタート。
豊富な経験と実績をもとに、さまざまなご要望にお応えします。

関西No.1のシステム建築実績。
積み重ねた施工実績とノウハウで、
確かな精度を保証します。

2020年
関西ブロック優秀ビルダー賞1位
2019年
関西ブロック優秀ビルダー賞3位
関西ブロック年間販売実績 第1位 5年連続受注賞
アティブビルダー銀賞受賞
2018年
関西ブロック年間販売実績 第3位 5年連続受注賞
アクティブビルダー銅賞受賞
2017年
アクティブビルダー銅賞受賞
2016年
アクティブビルダー銅賞受賞
2015年
アクティブビルダー 銅賞受賞
2012年
連続販売年数15年達成
2013年
15年連続受注賞
2008年
10年連続受注賞 2005年 5年連続受注賞
2004年
優秀ビルディング

資格所有者

  • 一級建築士 8人
    一級建築施工管理技士 21人
    一級土木施工管理技士 8人
    二級造園施工管理技士 4人
  • 宅地建物取引士 9人
    設備設計一級建築士 1人
    土地家屋調査士 1人
    一級建設業経理士 2人

会社概要

社名 株式会社澤村
本社 〒520-1121 滋賀県高島市勝野1108番地3
TEL. 0740-36-0130(代)
FAX. 0740-36-1661
大津オフィス 〒520-0242 滋賀県大津市本堅田三丁目33-16 エルミナ リアン 2F
TEL. 077-572-3879
FAX. 077-573-8384
敦賀オフィス 〒914-0811 福井県敦賀市中央町一丁目8-10
TEL. 0770-22-6005
FAX. 0770-47-6405
資材センター 滋賀県高島市勝野873-1
創業 昭和25年12月6日
資本金 50,000,000円(グループ全体)
従業員数 138名 (グループ全体)※2022年9月時点
売上高 50億 (グループ全体)※2022年9月実績
営業種目 建築一式、土木一式、大工工事、水道施設工事、とび・土工工事、造園工事、左官工事、石工事、屋根工事、タイル・れんが・ブロック工事、鋼構造物工事、鉄筋工事、舗装工事、板金工事、ガラス工事、塗装工事、防水工事、内装仕上工事、熱絶縁工事、建具工事、宅地建物取引業、建築・土木設計、土地活用
許可・登録 〈建設業許可〉 
滋賀県知事許可(特・般-3) 第80123号
〈一級建築士事務所〉 
滋賀県知事登録(カ) 第126号
〈宅地建物取引業者〉 
滋賀県知事登録(12) 第1267号
役員氏名
  • 代表取締役澤村 幸一郎
  • 常務取締役渡 誠次
  • 取締役藤原 甚四郎
    澤村 茂美
    下司 浩之
    萬木 義昭
取引銀行 滋賀銀行 高島支店
関西みらい銀行 安曇川支店
滋賀県信用組合 安曇川支店
関連会社 株式会社トータル・オーガニック・プランニング
沢村ホーム株式会社
関西No.1のシステム建築実績。

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