適切な排水処理は工場の責任!工場排水の及ぼす影響が会社の信頼を揺るがすことも

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地球環境への配慮がますます求められる現在、「企業単位で、環境のためにどのような取り組みをしているか」という課題は、企業全体の印象にかかわる重要な問題と言えます。

その一つである工場排水の問題は、地域だけでなく国境を超えて、地球全体の問題にもつながりかねません。

企業としての大きなトラブルを避けるためにも、今一度排水処理について、現在の環境を見直しましょう。

工場でよく考えたい「排水処理」の問題とは?

あらゆる工場では、作業工程で使用された水をきちんと排水するための設備が必要になりますよね。

そして排水にあたっては、水質に即した適切な排水処理ができているかどうかも確認しなければいけません。

工場排水は、環境問題や地域社会への影響を考える上で大きな問題となります。

排水処理とは、工場から排出された汚水をある程度きれいな状態へ導くために行われる処理です。

工場の排水には、あらゆる汚染物質が含まれています。

そうした汚水をそのまま流してしまった場合、川や海が汚れ、めぐりめぐって自分たちの生活にも悪影響となります。

日本でも過去に、工場の汚水がきっかけで地域住民に重大な健康被害が出たほか、子どもや孫といった世代にまで影響を及ぼした例があります。

万が一、このような事故が起きてしまった場合には工場の操業停止といった処分がくだされます。

さらにSNSやニューでも拡散され、「問題のある企業」として名前が知られてしまうことになり、社会的な信用を失うこととなるでしょう。

その後、あわてて工場の環境整備をしたとしても、一度失ってしまった信頼を取り戻すのは簡単ではありません。

工場の排水は責任を持って処理し、規定以上の汚染物質を流してしまうことがないように十分注意したいものです。

工場排水はどのように環境へ影響がある?

工場の排水は、地球環境や健康にあらゆる被害を及ぼす可能性があります。

過去に実際にあった例では、工場の排水が原因となり地域の9000近い世帯が断水に見舞われたケースがあります。

さらに工場の汚染された水を体内に入れてしまった人は、腹痛や吐き気、下痢といった症状に見舞われました。

基礎疾患のある人であれば、体調不良が原因となってより重大な病気に繋がったり、ひどいときには命に関わってしまうこともあるでしょう。

また、汚染された水は人間だけでなく動物や農作物にも影響を及ぼします。

有害な排水の影響を受けた農作物は、収穫され人の口に入ることによって、健康被害の原因となるでしょう。

この場合には、地域住民だけでなく日本中、あるいは世界中の人へも影響が広がります。

そして健康被害についても、もはや工場や地域だけの問題ではなくなってしまうでしょう。

適切な排水処理の方法とは?

排水処理の具体的な方法は、除去したい物質ごとに変わりいくつかの種類があります。

工場ごとに排水の性質を見極め、適切な処理を行うことが肝心です。

まず、物理処理です。

これはろ過や蒸発、乾燥などによって処理をする方法です。

それに対し、酸化反応や複分解反応といった化学反応によって行う処理を化学処理と言います。

続いて、凝集沈殿や凝集浮上、電気化学反応などによる物理化学的な処理を物理化学処理と言います。

さらに、嫌気性分解のように微生物の力で行う処理を生物処理と言います。

このようにな処理方法の中から、工場や製品、汚染物質を踏まえた適切な処理を行える設備を整える必要があります。

安全のために工場の排水処理設備を今一度チェックしよう

工場の排水がきっかけで、地球環境の破壊や人々の健康が損なわれる状態になってしまっては、企業としての信頼を一気に失うことになります。

こうしたトラブルを避けるためには、適切な排水処理ができる環境を事前に構築しておくことが非常に重要です。

株式会社澤村では、培ってきた実績と技術によって、工場建設をサポートいたします。

これから新たに工場を建設するときはもちろん、現在の工場の見直しをしたいときや、運用に関してお悩みのときにもお気軽にお問い合わせください。

当社の「カナリス」では「高品質」「短納期」「低コスト」を実現いたします。

重大なトラブルを未然に防ぎ、信頼される工場を実現するための建築計画に貢献いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

まとめ

工場排水は、適切な形で処理しなければ地域住民の生活や健康に関わる大きなトラブルにつながってしまい、企業の責任問題にもなります。

当然、環境破壊にもつながってしまうため、汚染の数値が基準以下となるよう適切な排水処理を行うことは企業の大事な責任です。

そのためには工場の環境を整備し、適切な処理ができる環境づくりができているか今一度確認しましょう。

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2020年
関西ブロック優秀ビルダー賞1位
2019年
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アティブビルダー銀賞受賞
2018年
関西ブロック年間販売実績 第3位 5年連続受注賞
アクティブビルダー銅賞受賞
2017年
アクティブビルダー銅賞受賞
2016年
アクティブビルダー銅賞受賞
2015年
アクティブビルダー 銅賞受賞
2012年
連続販売年数15年達成
2013年
15年連続受注賞
2008年
10年連続受注賞 2005年 5年連続受注賞
2004年
優秀ビルディング

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  • 一級建築士 8人
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    一級土木施工管理技士 8人
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創業 昭和25年12月6日
資本金 50,000,000円(グループ全体)
従業員数 138名 (グループ全体)※2022年9月時点
売上高 50億 (グループ全体)※2022年9月実績
営業種目 建築一式、土木一式、大工工事、水道施設工事、とび・土工工事、造園工事、左官工事、石工事、屋根工事、タイル・れんが・ブロック工事、鋼構造物工事、鉄筋工事、舗装工事、板金工事、ガラス工事、塗装工事、防水工事、内装仕上工事、熱絶縁工事、建具工事、宅地建物取引業、建築・土木設計、土地活用
許可・登録 〈建設業許可〉 
滋賀県知事許可(特・般-3) 第80123号
〈一級建築士事務所〉 
滋賀県知事登録(カ) 第126号
〈宅地建物取引業者〉 
滋賀県知事登録(12) 第1267号
役員氏名
  • 代表取締役澤村 幸一郎
  • 常務取締役渡 誠次
  • 取締役藤原 甚四郎
    澤村 茂美
    下司 浩之
    萬木 義昭
取引銀行 滋賀銀行 高島支店
関西みらい銀行 安曇川支店
滋賀県信用組合 安曇川支店
関連会社 株式会社トータル・オーガニック・プランニング
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