工場における液状化対策とは?
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工場にも起こる液状化現象とは?
液状化現象とは、地下水位の高い砂地盤が、地震の振動によって液体状になってしまう現象のことです。
国内で注目され始めた新潟地震の頃は、流砂現象という呼称でメディアや行政による発表が行われていました。
また同年に発生したアラスカ地震でも、砂地盤が液状化する被害が発生したため、この頃から土質力学の分野で液状化現象に関する研究が世界的に活発化しようです。
液状化現象のメカニズムとは?
液状化になりやすい地盤には、粒と粒の間に水が満たされているという砂地盤の特徴があります。
砂同士が接触し合っている正常時は、工場倉庫を建てても何の問題もないほど、硬く強い状態を保っています。
しかしこの土地に地震の揺れが加わると、振動によって地盤全体が変形し、その結果として粒と粒の間に存在する水を押し出す動きが働いてしまうのです。
こうした形で泥水のようになった地盤は、砂粒と砂粒の隙間が小さくなることで沈下を起こし、その結果として工場倉庫、マンションなどの重い建物が沈降する形になってしまうようです。
液状化現象が起こりやすい地盤の特徴とは?
液状化現象は、震度5以上の大きな揺れ、地下水位が地表面から10m以内、とても緩い砂地盤という3条件が揃った時に起こる可能性が高まります。
工場建設前にチェックできる砂地盤については、0.03mm~0.5mmほどの粒子サイズの時に液状化現象になりやすいと言われています。
また地下水の位置については、地下水位が浅いほど液状化しやすいと言われていますので、工場建設前にチェックすべきポイントは意外とたくさんあると言えそうです。
工場倉庫の液状化対策とは?
液状化現象の予防に繋がる対策には、「地盤に対するもの」と「建造物に対するもの」という大きく分けて2つの種類があります。
地盤の対策として多く行われているのは、地盤を締め固めたり、井戸を掘って水を抜くといった方法です。
これに対して建造物に施される対策については、硬い地盤に届く杭を使う手段が多く用いられています。
こうした形で多彩な種類の存在する液状化対策は、工場倉庫の建設に詳しい建設会社に相談をしながら、自社の予算や地盤に合った方法を選択するのが理想です。
また既存の建造物の直下に施す工法も近頃では注目されていますので、液状化現象に関する不安や疑問がある場合は、気軽に工場倉庫建設に強い業者に相談をしてみてください。
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創業 | 昭和25年12月6日 |
資本金 | 50,000,000円(グループ全体) |
従業員数 | 138名 (グループ全体)※2022年9月時点 |
売上高 | 50億 (グループ全体)※2022年9月実績 |
営業種目 | 建築一式、土木一式、大工工事、水道施設工事、とび・土工工事、造園工事、左官工事、石工事、屋根工事、タイル・れんが・ブロック工事、鋼構造物工事、鉄筋工事、舗装工事、板金工事、ガラス工事、塗装工事、防水工事、内装仕上工事、熱絶縁工事、建具工事、宅地建物取引業、建築・土木設計、土地活用 |
許可・登録 | 〈建設業許可〉 滋賀県知事許可(特・般-3) 第80123号 〈一級建築士事務所〉 滋賀県知事登録(カ) 第126号 〈宅地建物取引業者〉 滋賀県知事登録(12) 第1267号 |
役員氏名 |
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関連会社 | 株式会社トータル・オーガニック・プランニング 沢村ホーム株式会社 |
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