古い倉庫を店舗、住宅、コンパクトオフィスに再生する

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古い倉庫をコンパクトオフィスや住宅、店舗へと再生させる
古びた建物ならではとも言える良さが注目される近頃では、昭和の時代に建設された倉庫などをリノベーションしてコンパクトオフィスやカフェなどに活用する事例が急増しています。
下記の構造的・空間的特徴を持つ倉庫は、室内を自由に改装できるといった意味でもリノベーションを行いやすい建物の種類と言えそうです。
・天井がとても高い
・床面積が広い
・鉄骨造
・スケルトン・インフィル(構造躯体と設備内装の工事を別々にできる)
今回は、倉庫再生における3つの事例を見ながら、この建物をリノベーションするメリットなどを皆さんと一緒に確認していきます。
コンパクトオフィス
倉庫ならではの広い空間を有効活用できるリノベーション事例として注目されているのが、コンパクトオフィスとしての再生方法です。
建物の前面に駐車場を配するコンパクトオフィスには、広々とした1階部分をフリースペースや倉庫として活用する特徴があります。
またコンパクトオフィスの場合2~3階に事務所を置く形となりますので、「利便性は良いけれど、倉庫スペースの確保ができない」といったケースであっても、良い形で建物の有効活用ができると言えそうです。
この他に倉庫の規模や天井高によっては、階数を増やすことも可能となります。
店舗
カフェやレストラン、雑貨店といった店舗も、倉庫のリノベーション事例として非常に多いカテゴリです。
古い倉庫ならではの独特の雰囲気は、カフェの個性として活用できる存在となります。
また広々とした空間は、ヨガスタジオやダンススクール、フリークライミング施設といった形で使うこともできますので、地域の人々が集まる複合施設の建設を検討している皆さんにも倉庫活用のおすすめ度は非常に高いと言えそうです。
住宅
住める環境への設計が必要となる住宅の場合、倉庫物件の価格の安さや鉄骨造ならではとも言えるシャープな居住空間に惹かれてリノベーションを検討する方々が多い実態があります。
倉庫を住宅へとリノベーションする場合は、用途変更という法律上の手続きが必要になることもあります。
これまで倉庫から住宅、倉庫からコンパクトオフィスといったリノベーション実績の豊富な建設会社では、申請手続きについても経験がありますので、「こんな倉庫でも自宅にできるのだろうか?」といった疑問のある方は気軽に相談をしてみてください。
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