工場内で気になる臭いの消臭法 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

工場内で気になる臭いの消臭法

最終更新日:2017/08/30

工場倉庫の臭いが気になる

さまざまな原材料や商品を扱う工場倉庫には、その中で働く従業員ですら不快と感じるほどの悪臭が漂うケースが多く見受けられます。

長年その中で働いている人からすれば、その臭いは普通とも言える状況かもしれません。

しかし悪臭によって新入社員や取引先のお客様が不快になったり、その臭いが他の製品に移るといったことを考えると、なるべく消臭することが理想と言えるのです。

工場の悪臭の原因として代表的なものとは？

工場に漂う悪臭は、使用薬品や食品の残渣、機械から排出されるガスなどが大きな原因になることが多いです。

作業過程で生まれるアンモニア成分を含んだ物質は、ツンとした臭いを工場内に漂わせます。

また工場の多くで悪臭と認識される物質の中には、酢酸エチルやキシレン、トルエンといった有機化合物もあるのです。

この他にVOCなどのガスを排出することの多い自動車製造工場や印刷工場においても、臭いがきつくなりやすい実態がありますので、工場の業態に合った消臭法を導入することも事業主にとっては必要な心掛けだと言えるでしょう。

まずは臭いの特定を行う

効果的な消臭対策を導入するためには、最初に「どの部署・どのマシンから臭いが出ているのか？」の特定が必要です。

原因や場所の特定を行わないまま工場全体に消臭法を導入してしまうと、必要以上のコストがかかる結果となります。

また食品の残渣などが原因の場合は、その処理法を変えることで消臭できることもありますので、まずは原因や発生場所を特定することから行動を起こしてみてください。

特定された場所に消臭法を導入する

場所や原因がわかったら、その臭いに適した方法を施していきます。

例えば、VOCを含んだガスの消臭を行う際には、VOCを包み込んで吸着させる脱臭法の導入がおすすめです。

これに対して近頃では、光触媒タイプや活性炭方式の工場用消臭装置も登場していますので、工場倉庫の施工実績の豊富な建設会社に相談をしてみても良いでしょう。

最初から臭い対策を行なっておくのもおすすめ

明らかに臭いが出ることが想定される工場倉庫を建てる際には、最初から消臭システムを導入しておく方法もおすすめとなります。

この方法を実践すると、初期コストは大きくなってしまいます。

しかし操業がスタートしてから臭いの原因などの特定に時間を割く必要もなくなるため、長期的に考えればこちらの方がメリットも高いと言えるのです。

また建設費用の中に消臭対策を盛り込めば、他の部分でコストカットをするという策を講じることもできますので、まずは工場倉庫建設を得意とする会社に相談をしてみてください。