飲食店に防水工事は必要？ウェットキッチンとドライキッチンの違いを教えてください 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

飲食店に防水工事は必要？ウェットキッチンとドライキッチンの違いを教えてください

最終更新日:2020/03/26

ドライキッチンとウェットキッチンの違い、知っていますか？

飲食店の開業や内装工事を考えているなら、防水工事の有無にも関わるドライキッチンとウェットキッチンについても、その内容や違いを把握しておく必要があります。
この違いを知らないまま店舗内装工事の依頼を行うと、後々防水工事の必要性に迫られて、追加で費用や工期の延長が発生することもあるため、注意が必要です。

優良業者の場合は両者の違いやおすすめの施工などを提案してくれますが、施主が自ら積極的に建設会社の選定を行うなら、こういった知識を持っていた方がメリットも高いと言えるでしょう。

ドライキッチンとは？

ドライキッチンというのは、その名のとおり乾燥させた状態で床面を保っている厨房のことです。
水を流してゴシゴシ掃除をすることがないと考えると、一般住宅の台所もドライキッチンであると捉えて良いでしょう。

常に乾いた状態が保たれるドライキッチンは、機材のサビや雑菌の繁殖などが起こりにくいメリットがあります。
また床がツルツルと滑らないことによって、厨房内で働くスタッフのケガなども起こりにくい種類のようです。

ドライキッチンの導入が必要な店舗形態とは？

ドライキッチンが必須とも言える店舗形態は、ショッピングセンターや百貨店のテナントとして入る飲食店です。さまざまな業態のお店や販売スペースのある百貨店では、衛生上の問題や悪臭が商業施設全体の損害に繋がるという理由で、ドライキッチンを必須とするケースが多いです。

ウェットキッチンとは？

これに対して、床面に防水工事を施し、水を流してデッキブラシなどで掃除をできるようにした厨房をウェットキッチンと呼びます。
ウェットキッチンを必要とする飲食店は、日常的な油や火の使用によって床面が汚れる店舗です。

これに対して飲み物の提供が中心となるカフェなどの場合は、ドライキッチンであっても十分に運営できると言えそうです。

飲食店の防水工事にかかる費用と期間とは？

油などの使用によってウェットキッチンのような利用をする場合は、水漏れなどのトラブルを予防するためにも、防水工事を行う必要が出てきます。
一般的な飲食店で行われている防水工事は、工事費用の相場が100万円前後、工期は最低でも1週間ほどかかるようです。

防水工事を行った場合は防水保証書などの発行も必要となりますので、店舗内装工事の施工実績が豊富な業者のお世話になるのがいちばん良いと言えるでしょう。

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