工場建設における構想から実現までのステップ 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

工場建設における構想から実現までのステップ

最終更新日:2016/12/27

構想・基本計画

事業活動を続ける中で「こんな工場を作ってみたい」とか「工場内でこんな事業ができないだろうか？」といったアイディア（企画・構想）は、工場建設実績の豊富な業者に相談することで基本計画へと段階を進めることができます。基本計画の中では、6W2Hにもとづき、コンセプトの具体化から建築基準法をはじめとするさまざまな法令との整合性の検討、工事費の算出までを建設会社の担当者とともに進めていく流れです。ここまで立てた基本計画で問題がなければ、見積もり・契約へと進んでいきます。

基本設計・詳細設計

基本設計のステップでは、基本計画の内容にもとづき建物構想図や動線、レイアウト、フローシート、機器の仕様と構成などを決めていきます。これに対して詳細設計では、建築設計図や詳細フローシート、配線図、配管図などの施工や機器制作に必要な部分を決めていく流れです。詳細設計が決まらなければ協力企業への依頼もできませんので、現場工事をスムーズに進めるためにも大事なポイントになると言えるでしょう。

調達・建設・工事施工

設計が完成したところで、工場建設に必要な機器や部品、材料、工事などの調達・発注が行われます。工事によっては施主から依頼されたメーカーや企業に発注が行なわれることもあるようです。工場建設工事は、建設業法にもとづく特定建設業許可が必要となりますので、なるべく多くの業種における許可を得ている企業にお世話になることが安心かつ柔軟な対応に繋がると考えても良いでしょう。

検査・試運転

大規模な工場建設を行なう際には、機器の受け入れや現場立会検査などが工事途中で行なわれることも珍しくありません。工場建設実績の豊富な業者の場合は、こうした検査についても厳しい視点で品質管理を行い、不適合があった時の対応もスムーズに行なえます。また設備や機器の試運転についても今後の業務に影響する大事なポイントとなりますので、調整運転や試運転などに不安がある場合は、早めに相談をしておくと良いでしょう。

設備保全

工場における安全かつ安定した運用を案が得るなら、保全部門のしっかりした企業のお世話になることも必要です。こういった部門のある会社では、設備故障の低減やセキュリティコスト低減対策なども行っていますので、構想どおりのトラブルの少ない工場運営を実現する上でも良きパートナーになると考えて良いでしょう。