工場倉庫のネズミ対策と豆知識

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工場倉庫にネズミがいる?
食品を扱う工場倉庫では、お客様の大事な製品を被害から守るためにもネズミ対策もしっかり講じておく必要があります。
前歯をすり減らす習性のあるネズミは、工場内の硬いものを噛み続け、大事な製品や加工用のマシンなどを壊す原因にもなり得る存在です。
またネズミがそこら中に糞尿を撒き散らせば、その工場内の衛生環境にも大きな問題が生じるため、お客様の口に入る食べ物を扱う食品工場は特に注意をする必要があるのです。
ラットサインがある場合は要注意
警戒心が非常に強く夜間に活動することの多いネズミは、工場倉庫の中でなかなか見つけにくい存在です。
しかしネズミが何度も通っている道には、油や汚れによって床が黒光りするラットサインが生じます。
またネズミには尿をしながら動き回る習性もありますので、床面に明らかにおかしな汚れや足跡があった場合は、それをラットサインと捉えて早めの対策を講じる必要があると言えるでしょう。
エサになるものを置かない
工場倉庫の中でネズミが入ってくる大きな理由は、その環境に大好物のエサがあるからです。
例えば、食品加工の工場内で肉や魚などの不要部位をビニール袋に入れて放置しておけば、その袋を破ったネズミがエサとして食べてしまう可能性もあるのです。
こうした状況を避けるためには、食品加工で余った不要部位などを蓋付きのゴミ箱に入れておく必要が出てきます。
ネズミの住処を与えない
細かくちぎった段ボールや雑巾、衣類、ティッシュペーパーなどは、ネズミの住処になりやすい存在です。
またネズミが生息する工場内には、壁や通気口といったネズミが移動しやすい通路がありますので、ラットサインを見つけた場合は施設内の細かな部分についても再確認をした方が良いと言えそうです。
ネズミの退治法・駆除方法とは?
ネズミの環境的駆除には、スプレーや燻製剤などの薬剤が使われることが多いです。
また通り道に設置タイプの忌避剤を仕掛けておけば、嫌な臭いによってネズミが近づけなくなります。
こうした燻製方法は、既に工場内にネズミが入った形跡のある場合に用いるものです。
これから工場の建設を考えている場合は、ネズミの入りにくい構造の建物をつくるといった対策もありますので、対処法や豆知識が気になる方は工場倉庫の施工実績が豊富な会社に相談をしてみてください。
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