工場への撹拌機の導入方法やそのメリットについて
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工場では多彩な機械が利用されていますが、その中の1つとして「撹拌機」があります。
これは2種類の液体や固体などを混ぜ合わせる「撹拌」を行うための機械で、その使用用途は多岐にわたっています。
今回はこの撹拌機について、基本的な知識からそのメリットなどを紹介します。
そもそも撹拌機とは?
撹拌機とは前述の通り、液体や固体を混ぜ合わせるものです。
巨大なミキサーや電動泡立器を想像してもらえればわかりやすいでしょう。
撹拌機はモーターによって回転する羽根を用いて物質を撹拌する機構を備えており、とてもきれいに物質を混ぜ合わせることが可能です。
全体の温度を均一にしたり、固体の粒子や気泡をくっつけたり、また人の手では混ぜられないようなものを混ぜたり、用途は幅広く、応用のきく機械でもあります。
撹拌機は食品や化学薬品、化粧品、そして医学の分野で利用されています。
その中でも特に需要が高いのは食品分野。
食材を混ぜたりこねたりする工程を撹拌機が担っていることがほとんどです。
撹拌機の導入について
もしも工程の中で「物質を混ぜ合わせる」ことが多いなら、撹拌機を導入するべきでしょう。
人力で混ぜられる量や精度には限度がありますし、品質も撹拌機のほうが高いレベルで安定します。
撹拌機にも大型、小型の分類がありますので、混ぜ合わせる量に応じて撹拌機の種類を選択すると良いでしょう。
また、用途に羽根を付け替えられる撹拌機も数多く存在します。
適切な場面に投入すれば、撹拌機は確実に作業効率をアップさせてくれます。
ただし、逆に適切でない撹拌機を使用するのは危険です。
たとえばモルタルなど粘り気の強い物質を混ぜ合わせる場合、金属製の頑丈な撹拌機が必要となるでしょう。
撹拌機の種類について
撹拌機の種類は羽根の種類で分類されます。
固体と液体、液体同士、固体同士、など混ぜ合わせる種類によって羽根の形状が変わるのです。
1番普及しているのは「3枚プロペラ」と呼ばれる種類。
これは非常に汎用性が高く、特殊な素材を扱うのでなければ大抵の場面で役割を果たしてくれます。
撹拌機の種類を検討する場合、食品を混ぜ合わせるなら食品を取り扱っているメーカーの撹拌機、などというように同じ分野のメーカーを選ぶと良いでしょう。
メーカーのノウハウが撹拌機にも反映されていることが多く、その分野に適した構造になっています。
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