店舗内装工事の見積金額を下げるために必要なこと 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

店舗内装工事の見積金額を下げるために必要なこと

最終更新日:2017/03/30

誰もが下げたい！店舗内装の見積金額！

店舗内装における見積金額を下げるためには、「見積もりがどういった形で算出されるものなのか？」をきちんと把握しておく必要があります。

設計施工会社から届く見積書だけを見ている施主側からすれば、「この書類を作るのに多大な時間がかかるとは思えない」とか「これぐらい小さな店舗であれば○日で内装工事が終わるだろう」と感じられるかもしれません。

しかし実際は、こうした施主の思考から生じる短納期への期待が、見積金額を高めてしまう実態があるのです。

見積金額を下げるためには十分な見積もり期間が必要

見積金額を少しでも低くしたいと思ったら、見積金額を算出する業者に対して十分な現地調査と分析、職人手配の時間を与える必要があります。

例えば、本来必要な現地調査ができない場合、工期遅れや失敗といったリスクを回避しようと考える業者では、さまざまな部分で余裕を持たせた提案を行う傾向があるのです。

また見積り依頼から竣工希望日までのスケジュールが短すぎる場合についても、普段お願いしている職人さんの都合がつかないことによって、コストの高い施工会社に依頼をする形となるため、結果として設計施工にかかる人件費もアップする実態があります。

見積作成にはどのぐらいの時間がかかるの？

見積書の作成をする際には、物件状況の調査と図面精査、専門業者への見積り依頼、社内における各種調整という3つの流れが必要となります。

最初のステップとなる物件状況の把握と図面における精査については、施主や設計者に質問をしながら2～3日かけるのが一般的です。

これに対して第2のステップとなる専門業者への見積り依頼については、最後に各社からあがってきた金額をまとめる作業も必要となるため、最短でも4～5日の期間が必要となるのです。

最後に顧客に提出する前のチェックや自社利益のプラスといった部分の最終調整を行った上で見積書が完成する形となりますので、この部分が省けたとしても1週間前後の期間がかかるのが一般的と言えるでしょう。

時間がない時になるべく見積金額を下げるためには？

店舗オープンまでの時間がないときになるべく見積金額を低くするためには、現場調査などを行う業者にさまざまな情報提供を行うのがおすすめです。

例えば、新店舗と同じ業態の既存店舗を業者に見せれば、調査分析時間の短縮ができます。

また既存店舗の図面や過去の見積データについても、同レベルの設計施工を行う上で良き判断材料となりますので、見積もり期間を短縮するためにもなるべく多くの資料や材料を与える心掛けが見積金額を下げる良策に繋がると言えるでしょう。