新規開業予定の人は必見！店舗内装工事の予算はいくら必要？ 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

新規開業予定の人は必見！店舗内装工事の予算はいくら必要？

最終更新日:2016/10/19

解体工事

解体工事費用は、物件選びの影響が最も出やすい部分です。そのまま使えない設備やインテリアの多い物件を選んでしまうと、床～天井までの撤去によって坪単価4～5万円の工事費用がかかります。これに対して「壁や天井はそのままで、少しイメージと違う床だけを解体する」といった場合は、坪単価1～2万円の費用で解体工事ができるのです。

外装（ファサード）工事

店舗内装工事の中で、ファサードは最も工事費用の高い項目です。少しでも費用を抑えた工事を行おうとするなら、「内装工事のみで店舗を開ける物件を選ぶこと」も必要だと言われています。また多くの店主が憧れる角店の物件の場合は、壁の面積が広い理由により、断熱目的で使用するサッシュの量も膨らんでしまいますので、外装工事費用を抑えたいと考えるケースでは不向きな建物形状と言えそうです。

給排水工事

店舗運営に欠かせない洗面所とトイレの位置は、排水工事の難易度に繋がる大事な設備です。場所によっては排水工事ができないところもありますので、物件契約時に「ここにトイレや洗面所の設置ができるか？」とか「設置可能な場合は給排水工事にいくらかかるか？」を建設会社に確認すべきと言えるでしょう。面倒な給排水工事を削減するためには、トイレ、洗面所、厨房をそのまま使える居抜き物件が最もおすすめです。

電気工事

電気工事の費用は、業態によって大きく変わります。たくさんの電気を使う美容室や飲食店の店舗内装工事を考えている場合は、容量不足のアクシデントを防ぐためにも、契約前に電気容量を確認するようにしてください。また照明器具や使用するエアコンによっても、電気容量への影響が出てきますので、そういった兼ね合いも含めて物件選定の助言ができる建設業者にサポートを仰ぐのが理想です。

設計費用

店舗内装工事では、「総工事費の10%」というのが一般的な相場です。しかし設計デザインにこだわる店舗の場合は、総工事費の15～25%の設計費用になります。設計施工を一緒に行える業者では、見積書の中に「設計費用」という項目を設けないこともありますので、注意をしてください。

まとめ

新規開業予定となる店舗内装工事の費用を削減するためには、「大幅な解体や施工を行なわなくて良い物件選び」が欠かせません。こういった部分で自己判断が難しい場合は、建設会社に希望イメージや予算を提示した上で、物件選びのポイントについて相談をしてみてください。