設計と施工は分けた方が良いのでしょうか？ 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

設計と施工は分けた方が良いのでしょうか？

最終更新日:2016/09/30

内装工事会社には3つの種類がある

内装工事を行う上でお世話になる会社は、設計デザイン会社、施工会社、設計施工会社の3種類です。設計デザイン会社では、店舗で働く従業員の動線やオペレーションに合った設計やブランディングなどを行います。これに対して施工会社は、設計通りに工事を行うための見積作成や資材調達、近隣住民や調整といった現場レベルの仕事を進めていくのです。この両者の仕事を自社内で行えるのが、設計施工会社となります。

内装工事の業者は分けるべき？統一すべき？

内装工事の業者選定で、「設計デザイン会社と施工会社を別々にすべきか？」といった部分は多くの人が悩むところです。特に初めての店舗建設や店舗リフォーム場合は、その判断基準がわからないことも多いと言えるでしょう。ここからは、設計デザインと施工管理について「同じ会社に依頼した方が良い人」と「違う会社に依頼した方が良い人」に分けて詳しい話をしていきます。

同じ会社にデザイン設計と施工を依頼した方が良い人

デザイン設計と施工を同じ会社にお願いした方が良いのは、社内の連絡を効率良く行うことで短納期での内装工事を終えたいと考える方々です。また1つの会社に設計と施工をお願いすると、計画の段階で工事予算が出てきますので、金銭的な余裕のない人にもおすすめの方法と言えるでしょう。このような会社で見積依頼をすると、最初からメンテナンスを含めた試算となるため、若干高い金額になるケースも多ようです。

違う会社にデザイン設計と施工を依頼した方が良い人

資金やスケジュールの部分である程度の余裕があり、設計士の提案を受けながらこだわりの店舗やオフィスを作りたい場合は、違う会社のお世話になる方法がおすすめです。雑誌などで見つけたセンスの良い設計会社にデザインを依頼する時には、施工の部分で地元の会社を選ぶことで全体のコストを抑えられます。この方法で内装工事を行う場合は、施主にとって担当者や窓口が2つになってしまいますので、それぞれの業者の作業範囲をしっかり把握することがトラブルを回避するコツと言えそうです。

まとめ

設計施工に関する業者選びには、同じ会社・違う会社それぞれにメリットとデメリットがあると考えられます。今回紹介したポイントを頭に入れておくと、自分が作ろうとする店舗に合った業者と出逢いやすくなります。またこの違いを知らずに依頼をしてしまうと、実際に契約を終えてから「こんなハズじゃなかった！」というトラブルが生じることもありますので、工事を成功に導くためにも業者選定は入念に行うべきと言えるでしょう。