莫大な費用をかけても自動倉庫システムを自社に導入する意味とメリット、デメリット 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

莫大な費用をかけても自動倉庫システムを自社に導入する意味とメリット、デメリット

最終更新日:2019/06/14

自動倉庫システムとは何ですか？

製造現場で使う材料や部品などをスタッカーラックという荷棚に収納し、一連の流れをコンピュータ管理する仕組みを自動倉庫システムと呼びます。

受け入れから出荷までを一元管理するコンピュータは、オートメーションシステムと呼ばれることもあります。

現場にこのシステムを導入する際には、荷棚や制御装置、在庫管理装置などを倉庫内に入れた上で、それぞれの現場に合った管理システムを構築する必要があります。

今回は、自動倉庫システムの導入について頭を悩ませている事業主の皆さんと一緒に、その意味に繋がるメリットやデメリットといった基本的な話を詳しく確認していきます。

自動倉庫システムを導入するメリットとは？

自動倉庫システムを入れた倉庫には、人・空間・品質という大きく分けて3つのメリットが得られやすい傾向があります。

例えば、冷凍倉庫や危険物の保管庫、低温倉庫といった労働環境的にあまり良いとは言えないところに自動倉庫システムを導入すれば、その内部で働く作業者の負担も軽減できます。

また人間と違ってミスのない自動倉庫システムを使えば、人手による受け入れや出庫作業を行っていた従来の倉庫よりも、遥かに高い効率化が可能となるでしょう。

また正確な在庫管理コンピュータによって行われる先入れ先出しは、お客様の製品品質を守る意味でも大変大きなメリットとなります。

自動倉庫システムを導入するデメリットとは？

人・空間・品質という3要素にメリットをもたらす自動倉庫システムにも、若干の難点があります。

例えば、このシステムの導入された倉庫では、製品ごとのローテーションや荷主の固定といったことをする必要が出てきます。

また季節によって在庫量などが変動する場合は、その対応のできる柔軟性の高いシステムの構築に莫大な費用がかかると言えるでしょう。

こうした形でさまざまな固定化が業務に大きく影響する自動倉庫システムには、導入時の初期コストが高い実態もあるようです。

まずは削減コストの試算から

さまざまなメリットのある自動倉庫には、多彩な方面で改善効果の期待できる特徴があります。

しかし初期コストなどの部分で不安がある場合は、まず倉庫建設の実績が豊富な業者に相談をして削減コストと見積もりをもらってみてください。

また今回紹介した自動倉庫システムのメリットを更に詳しく掘り下げたい場合も、工場倉庫などのオートメーション化が得意な専門店に相談をしてみるのがおすすめとなります。