海外工場建設における4つのステップ 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

海外工場建設における4つのステップ

最終更新日:2017/09/26

未来想像図を設計施工会社に話す

海外に限らず、工場倉庫建設を行う際には、まず建設会社に対して「どんな建物をつくりたいのか？」や「その建物にどんな機能をもたせたいか？」といった未来想像図を伝えてみてください。

具体的な未来想像図がまだ無い場合は、現在運営している工場の問題や改善したいことなどを伝えるだけでも、建設会社はそのイメージをしやすくなります。

こうしたイメージが設計会社の方に伝わると、その業者が今まで携わってきた工場倉庫の施工実績やノウハウにより、依頼主にとって理想的な設計ができる形です。

敷地選定段階でチェックしておくべきこと

海外工場建設を行う際には、その地域の天候的な特徴や地盤、インフラ等についても調査が必要となります。

また工場を建てる国によっては、そこで働く労働者の宗教によって長期休暇が必要となる可能性もでてきますので、地盤や気候といった環境面だけでなく労働者についても詳しい調査が必要と言えそうです。

こうした形で日本のようにスムーズに設計施工が進まないリスクも高い海外工場建設を予定する場合は、労働者の長期休暇などに備えて早めに行動を起こす必要もあると言えるでしょう。

図面を見ながら設計施工会社とともにロードマップを旅する

未来想像図の詰まった図面が完成したら、次は業者と一緒にその内容を確認しながら、工場の完成までの流れやステップ、イメージを考えていきます。

実際につくられた図面を見ていると、「他にはこんな機能も欲しい」といった要望も出やすくなります。

また自社工場の場合は、将来的な拡張性を求める会社も大変多く見受けられますので、第一段階の図面が完成するまでの間に、企業側でも要望などをもう一度詰めておくのが理想と言えそうです。

現場始動後のサポート

海外工場建設に慣れている設計施工会社では、現場を動かす上で欠かせない手続きなどの代行申請も行なってくれます。

こうした施工実績の豊富な会社には、海外の地方統括法人との繋がりもあるため大変安心できる要素が多いです。

またきちんとした会社では工事月報を使って施主となるお客様に定期的な報告も行なっていますので、工場完成までの間に現地に出向くことのできない皆さんでも安心して工事全般のステップを任せられると捉えて良さそうです。