工場の節電対策法を設備別にまとめてみました 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

工場の節電対策法を設備別にまとめてみました

最終更新日:2017/08/30

空調以外に節電できるところはありますか？

真夏のエアコンなどの空調対策をしっかり行なった工場内にも、まだ節電対策で見直せる場所はたくさんあると考えられます。

設備別の節電対策法を細かにチェックしていくと、自社工場の中に存在する意外な無駄遣いが見つかることもあるようです。

またこうした取り組みによって、工場内設備の負担を減らすメリットの繋がった事例も大変多く見受けられますので、これから紹介する4項目について一度確認をしてみると良いでしょう。

生産ラインにおける節電対策

たくさんの機械を使う生産ラインには、多くの節電対策が講じられるポイントがあります。

その中でも最も簡単にできるのは、機械の電源ON・OFFをこまめに行うことです。

この他に製品の冷却や加熱が必要な作業がある場合は、その温度が過剰になっていないかを見直すだけでも、かなりのコスト削減ができると言えるでしょう。

冷蔵・冷凍における節電対策

倉庫やショーケースの温度を定期的に確認し、「この製品に適正な温度はどのぐらいか？」について考えることも、節電対策に欠かせない取り組みです。

また製品や加工材料の搬出搬入時にウォークイン冷蔵庫のドアを開けている時間が長くても、庫内の温度は一気に上がってしまいますので、温度だけでなくオペレーションの確認をすることも節電に大きなメリットをもたらすと言えそうです。

照明における節電対策

照明についてもマシンと同様に、こまめに消灯を行う習慣が欠かせません。

またこまめに照明の清掃を行っていると、照度が向上することで作業員のミスなども防ぎやすくなります。

この他に膨大な電気代がかかっている工場では、誰も周辺を通らない深夜の時間帯にも広告看板に明るい照明を使っていたり、誰も働いていない深夜に自動販売機の照明を付けている傾向もありますので、「本当にこの明かりは必要なのか？」を見直す心掛けも必要だと言えるでしょう。

工場内でできる節電対策はその他にもたくさんある

節電に成功している工場では、エレベーターや事務所のパソコン、給湯室などについても対策の対象とすることが多いです。

例えば、給湯器や便座の温度を僅かに下げるだけでも、若干の節電に繋がると言われています。

またエレベーターに使う消費電力は電気代の中で大きなウェイトを占める傾向がありますので、時間帯によっては運転台数を減らす取り組みもおすすめ度が高いと言えそうです。