工場ワーカー必見！安全靴の基礎知識と選び方 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

工場ワーカー必見！安全靴の基礎知識と選び方

最終更新日:2017/07/28

安全靴とは？普通の靴との違いとは？

重い機械や荷物、部品などを取扱う工場倉庫では、こういった物の落下による足の負傷を防ぐために、安全靴を履いて作業をするのが一般的です。

また安全靴は、油汚れの酷い床の上で仕事をする飲食店の厨房などでも用いられることがあります。

靴の中底やつま先の部分に鋼板の入った安全靴は、足に生じるトラブルを防げる代わりに、普通の靴と比べて若干重い特徴があります。

これに対して飲食店の厨房などで購入される安全靴は、水の染み込みにくい素材や靴底の滑り止めが大きな特徴です。

安全靴を選び方とは？

このように幅広い種類が存在する安全靴は、自分の働く工場や作業現場に適した用途のものを選ぶのが理想です。

例えば、火花の飛び散る溶接作業を行う工場では、靴素材が燃えることを防ぐために本皮の安全靴が多く使われています。

また溶接火花や土砂、異物などの混入や、製品加工時に発生する蒸気が足元にかかる可能性が高い現場では、スネぐらいの高さまである長編上靴と呼ばれる安全靴が推奨されているようです。

頑丈に足を覆えば良いわけでもない

使用する環境や脱着、素材といったさまざまなポイントのある安全靴を選ぶ際には、動き安さについても確認しなければなりません。

例えば、同じ場所で溶接などをし続ける場合は、脱着や動きやすさといった特徴がなくても作業に支障が出ることはなくなります。

これに対して製造した商品を他部門に運搬したり、階段や高所に上がるといった動きが多い現場では、落下や転倒によるケガを防ぐためにも滑りにくさや歩きやすさ、軽さなどを重視すべきと言えるでしょう。

安全靴はどこで購入できる？

実物を見て買い物をする場合は、多くの工場ワーカーが利用するホームセンターの作業着コーナーに行ってみてください。

こうした場所で販売されていない時には、Amazonや楽天市場といった総合通販サイトで購入することも可能です。

ネット通販で買い物をする際にはサイズ感が合わない可能性も想定されますので、不安がある場合は、販売元に問い合わせをしてみた方が良いと言えるでしょう。

また安全靴が必須の工場では、作業着などの販売会社に直接注文ができるケースも多く見受けられますので、同じ部門で働く先輩スタッフに履き心地などを聞いた上で会社側にオーダーしてみても良さそうです。