倉庫をきれいに保つコツ 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

倉庫をきれいに保つコツ

最終更新日:2017/07/28

倉庫を綺麗にするコツってありますか？

工場倉庫を綺麗にする習慣は、異物混入などのトラブルを防ぐためにも非常に必要なことです。

特にお客様の口に入る製品を作る食品加工の工場などの場合は、工場や倉庫をきれいにし続ける習慣が商品品質に繋がると言えるでしょう。

今回は、倉庫をきれいに保つコツについて皆さんと一緒に考えていきます。

汚い倉庫は掃除用具の置き場所が悪い

綺麗ではない倉庫に多く見受けられるのは、「掃除用具はたくさんある。しかし置き場所が悪い」という共通点です。

例えば、広々とした倉庫で購入したホウキとチリトリを、一箇所の掃除用具にまとめて入れておいたと仮定します。

こうした倉庫内にゴミやホコリが落ちていた場合、従業員は「掃除用具を取りに行くのが面倒だから、ゴミを見て見ぬ振りをする」といった状況が生まれやすくなるのです。

特に多くの荷物を移動させる忙しい倉庫内では、わざわざ掃除用具置き場まで行く余裕が従業員にない傾向が高いため、その結果としてゴミやホコリが蓄積しやすい環境にあると言われています。

20メートルおきに掃除用具を置く

こういった悪循環が生まれている倉庫には、掃除用具を20メートルぐらいおきに置く方法がおすすめです。

この方法を実践している倉庫では、遠くまで掃除用具を取りに行くのが面倒臭いといった想いがなくなります。

また製品クズや段ボールクズが落ちてもすぐに掃除ができる状況が整っているため、前述のような見て見ぬ振りをする従業員が少なくなる傾向があるのです。

こうした形で従業員が積極的に掃除を行える環境のある倉庫は、汚れた床によって生じる「滑る・転倒する」といったトラブルも起こりにくくなり、安全衛生も保ちやすくなると言えるでしょう。

社長や管理者が率先して掃除を行う

倉庫内をきれいに保たれている現場では、社長や専務、管理者といった上司が、率先して掃除を行う傾向があります。

こうした状況が多く見受けられる倉庫で働く若い従業員は、掃除などの作業について「やらされている感」がなくなります。

またこのような社風があれば、倉庫内をきれいに保つ特別な教育を行わなくても多くの従業員に「汚れたら掃除や片付けをする」という考え方が自然と備わりますので、指導にかかる人件費なども削減しやすくなると言えそうです。