工場倉庫に欠かせない地震対策 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

工場倉庫に欠かせない地震対策

最終更新日:2017/07/28

工場・倉庫に欠かせない地震対策

安全な環境で工場倉庫の運営を行うためには、地震によって生じるさまざまなリスクを想定し、その予防策を講じることも必要です。

お客様の大事な商品を取扱う工場倉庫に大きな被害があれば、出荷ができなくなることで、消費者の方々にも多大なる迷惑がかかります。

また地震被害によって機械の落下や転倒が生じれば、その後の修理に大きなコストと時間がかかるため、災害後にスムーズに普段の業務を再開するためにも、マシンについても注意が必要となるのです。

最後に、地震に弱い工場や倉庫では、倒れてきた棚や機械によって作業員がケガをする可能性もでてきますので、大事なスタッフを守るといった意味でも地震対策は徹底すべき存在と言えそうです。

地震対策を行なっていない工場倉庫で起こりやすい危険

地震対策を怠ることで生じる問題の中には、「移動」・「落下」・「転倒」といったものがあります。

例えば、壁に固定していないスチール棚の多い工場に地震が起こると、棚が倒れることで大事な材料や製品が壊れたり、作業をしている人たちがその下敷きになる可能性もでてきます。

また普段はビクともしないキャスター付きの棚や機器についても、地震の揺れ方によっては大きく移動することも在るため、注意が必要です。

特に数百キロもの巨大な機械が少しでも動けば、工場内で働く人たちの体が危険に晒される可能性もでてきますので、普段動くか？動かないか？といったポイントはあまり参考にならないと言えるでしょう。

工場倉庫の安全に繋がる地震対策とは？

ここまで紹介した地震トラブルを防ぐためには、「移動」・「落下」・「転倒」に関する対策を講じる必要があります。

例えば、倒れやすいスチール棚については、連結パイプで隣同士を固定した上で、ネジとゲルマットで床に固定するのが理想となります。

これに対して高い棚に大量の商品が積んである倉庫については、落下防止バーを用いることで地震による破損や散乱といったトラブルを防げますので、なるべく早めに導入するのが理想と言えるでしょう。

こういった地震対策の方法について疑問や不安がある時には、工場倉庫の施工実績の豊富な建設会社に相談をするのがいちばんです。

また最初に対策を講じれば後々生じる無駄なコスト削減できますので、工場倉庫建設のチェックリストなどに盛り込むことも必要だと言えるでしょう。