倉庫リノベーションにおける費用相場の基礎知識 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

倉庫リノベーションにおける費用相場の基礎知識

最終更新日:2020/03/26

倉庫本体の購入費用

中古の倉庫物件の購入費用は、驚くほど安価なことで知られています。
例えば、首都圏郊外にある数十坪前後の物件であれば、地代込みで500万円～700万円ほどで購入できた事例も多く見受けられます。

これに対して東京都心の物件の場合は、個人商店や住宅向けの物件で1,000万円台が主流となりますが、それでもこの価格帯で耐久性・耐震性の優れた頑丈な建物と出会えると考えれば、大変コストパフォーマンスは高いと捉えて良さそうです。

倉庫から住宅へリノベーションをする場合

倉庫を使った住宅リノベーションの費用は、500万円～1,500万円前後が相場となっています。
間取りをそのままにして断熱性や気密性を高め、住宅向けの内装デザインに変えるだけの内装工事を中心とする場合は、500万円以下で済む可能性もあるようです。

また実家の敷地内にあった古い2階建ての木造倉庫をリノベーションした事例では、倉庫の購入費用がかからず既存の居室があったことにより、たったの620万円で工事の全てが完了しているようです。

倉庫から店舗へリノベーションをする場合

倉庫からカフェや雑貨店などの店舗へリノベーションする場合も、住宅とほとんど変わらない400万円～1,400万円ほどの相場で工事が完了すると言われています。
店舗リノベーションの相場が住宅よりも低い背景には、旧倉庫であることを活かした内装デザインが多い実情も大きく関係しています。

しかし大きな厨房や水まわりを必要とする業種の場合は、雑貨店などと比べて内装工事費用がアップする傾向がありますので、中古設備の活用をするなどの工夫も必要だと言えそうです。

倉庫リノベーションにかかる諸費用

本来倉庫として使われていた物件を住宅や店舗にリノベーションする場合は、用地の転用にかかる諸費用がかかることを忘れないでください。
この手続きにかかる料金は、地目によって異なる仕組みとなっています。
転用手続き全般を専門家に代行してもらうと、10万円～20万円ほどの諸費用がかかるケースが多いようです。

まとめ

近頃流行っている倉庫リノベーションは、意外と安い費用でできる点も人気の理由と捉えて良さそうです。
しかし転用というステップを要する倉庫リノベーションの場合は、一般住宅のリフォームとは全く異なる注意点や基礎知識がいくつかありますので、倉庫物件の扱いに慣れた建設業者に相談をするのが、納得の仕上がりに繋がると捉えて良いでしょう。

倉庫を建設したりリノベーションしたりするならyess建築のような耐久性に優れた施工法を選ぶと長期的にみると大きなコスト削減にも繋がります。
設計や施工にかかる費用だけではなく、将来的なコスト削減もできる澤村のyess建築はお客様にさまざまな好循環をもたらします。