内装工事で建設業許可の資格は必要なのでしょうか？ 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

内装工事で建設業許可の資格は必要なのでしょうか？

最終更新日:2020/03/26

内装工事に建設業許可の資格は必要なのでしょうか？

リフォーム雑誌などを見て「自分で内装工事にチャレンジしてみたい！」と考えるお客様の中には、建設業許可を含めた資格について疑問を抱く方々も多く見受けられます。

また資格は信頼できる建設業者選びにも欠かせない基準となりますので、より良い依頼をするために「内装工事に資格がいるのか？」といった疑問を解消しておいても良いでしょう。

今回は、建設業法で定められている資格について、少し詳しい話をしていきます。

資格がなくても内装工事はできる

建設業法では、内装工事を含めた軽微な建設工事に対して、資格がなくても請け負うことができると定めています。

ここで指す軽微な建設工事というのは、「1件あたりの請負代金が1,500万円未満」、「延べ面積が150平方メートル未満の木造住宅」、「建築一式工事以外で、1件の請負代金が500万円未満」に属するものとなります。

これ以上の規模の工事を請け負う際には建設業許可の取得が必要となるため、注意が必要です。

建設業許可の資格とは？

建設業許可の認可は、工事ごとに取得するのが一般的です。
建具工事や内装仕上工事を行う内装工事業者が建設業許可を取得するためには、「各営業所に選任技術者を置くこと」と「施工にあたり主任技術者を置くこと」を守らなければなりません。

専任技術者になるためには？

建設業許可に欠かせない専任技術者になるためには、一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士（仕上げ）、建具工、建具製作、内装仕上げ施工、床仕上げ施工といった技能検定を受ける必要があります。

こういった資格の取得は本人が自分で受験する形となりますが、有資格者は企業の中でも優遇される存在に位置付けられますので、「長く仕事を続ける」とか「キャリアアップができる」、「収入が上がる」といった意味でも従業員と会社の両方にさまざまなメリットがもたらされると捉えて良いでしょう。

内装工事の設計にも資格は要らない

ちなみに内装工事の設計についても、資格は要りません。
しかし建築の場合は、一級建築士もしくは二級建築士といった国家資格が必要となりますので、さまざまな設計施工に対応できる会社には有資格者がいると捉えて良いでしょう。

建設業許可を受けた業者には豊富な施工実績がある傾向もありますので、信頼できる内装工事のパートナーを求める皆さんは必ず資格の部分についても注目すべきだと言えそうです。

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