倉庫や工場に取り入れるべき防犯対策 まとめ 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

倉庫や工場に取り入れるべき防犯対策　まとめ

最終更新日:2016/11/30

工場・倉庫の防犯対策が欠かせない理由とは？

お客様の大事な商品の保管や製造を行なう工場倉庫にも、一般のオフィスと同じように防犯対策が必要です。日々稼働している工場で資材が盗まれると、卸売業者への納品スケジュールが狂うことで、その先にある小売店にも迷惑がかかることも想定されます。また地域に根ざした大規模な倉庫や工場で窃盗などのトラブルがあれば、その周辺で暮らす住民の人たちにも不安を与えることになりますので、工場倉庫の防犯対策にはさまざまなメリットや役割があると考えるべきだと言えるでしょう。

外周警備

非常に高いネットフェンスやフェンスセンサーを備え付けると、「侵入のしにくさ」といった部分で泥棒を寄せ付けない対策ができます。また複数の防犯カメラによって死角をなくせば更に抑止力を高められますので、その場に商品のない外周であっても複数防犯アイテムを使用するメリットは非常に高いと考えて良いでしょう。

警備中であることをアピール

建物の目立つ場所に置かれている「警戒中」というセキュリティキーパーは、泥棒に対して高度な防犯対策を導入済みであることをアピールできます。またこういったアイテムを設置しておくと、泥棒の侵入経路を限定させることも可能となるため、撃退などの対策が施しやすくなるのです。近頃では放火対策用の炎センサーを併用する工場倉庫も増えていますので、施すべき防犯対象は泥棒だけではないと言えるでしょう。

入退室管理システム

お客様の大事な製品を取り扱う倉庫や製造現場への不法侵入を予防するためには、セキュリティカードや生体認証を活用した入退室管理を行なう方法がおすすめです。取扱製品の重要度ごとに区画やレベル分けをしておくと、従業員による窃盗も予防しやすくなります。また入退室管理システムを導入する事業所の多くは電気錠や防犯カメラも設置していますので、外部侵入者だけでなく従業員の行動も監視できる取組みが社内の安全性を高めると考えて良さそうです。

従業員の安全や健康を守る仕組みも必要

深夜帯に少人数で設備の運用を行なう工場や倉庫では、従業員の健康や安全性を守るために守衛室などと連動したセンサーを装着させる事業所も増えています。こういったシステムから大音量の警報音が流れ出ると、従業員が万が一泥棒などに遭遇した場合も、スムーズに助けを呼ぶことができるのです。また近頃では、生活習慣病や熱中症などで工場作業中に突然スタッフが倒れる事例も増えていますので、ひとりひとりの安全を守る仕組みが工場倉庫内に好循環をもたらすと考えて良いでしょう。