工場倉庫の節電対策に有効な5つの方法とは？ 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

工場倉庫の節電対策に有効な5つの方法とは？

最終更新日:2016/11/30

従業員の意識改革を行なう

「使っていない部屋の照明を消す」とか「節電を目標とした作業効率アップを図る」といったことは、従業員の協力なしでは実現が難しい部分です。このようなところで従業員の意識改革のできる会社は、電気代だけでなく残業代などの人件費にも好循環が生まれやすい傾向があります。これに対して事業主の指示で意識改革ができない倉庫や工場には、就労環境や条件面での問題が存在する可能性がありますので、注意が必要です。

計画と見える化

ただ漠然と「節電しましょう！」と言うよりも、部屋ごとにワットモニターなどを設けて使用電力の見える化をした方が従業員のモチベーションも高まります。またさまざまなことを数値化すれば従業員へのフィードバックもしやすくなりますので、長期的に考えるとワットモニターなどを導入するメリットは非常に大きいと言えそうです。

空調を使いすぎていないか？

工場や倉庫内の温度管理をアバウトに行っている会社では、空調の使いすぎによって使用電力量が膨らみすぎている可能性があります。エアコンの温度設定を1度変えると10%もの使用電力量が経るというデータも存在しますので、実作業を行なう従業員にとってストレスにならない範囲内で空調温度を見直すことも節電には欠かせない取組みだと言えそうです。

空調まわりの環境を見直す

以前と比べてエアコンの効きが悪くなっている場合は、室内機や室外機の洗浄やフィルター清掃が全く行なわれていないケースも多く見受けられます。こういった空調設備全般を見直すと、15%もの使用電力量の削減に繋がることもあるようです。また幅広い空調補助製品が発売される近頃では、サーキュレーターやシーリングファン、ビニールカーテンを併用する工場や倉庫も多く見受けられるようになりました。

LED電球に変える

今話題のLED照明に変えると、それだけで40～50%もの省エネルギーが期待できます。またLED照明は白熱電球と比べて6倍近く長寿命というメリットも兼ね備えていますので、工場や倉庫内で節電を目指すなら少しでも早めに交換した方が良いと言えるでしょう。紫外線や害虫トラブルにも強いLED電球は、工場で働く従業員や大事な商品を守るためにも大変適した光源となっています。