内装工事の見積依頼をする際に必要となる準備 4選 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

内装工事の見積依頼をする際に必要となる準備 4選

最終更新日:2016/11/25

内装工事の施主にも準備物がある

内装工事の見積り依頼を行なうためには、施主の側にもいくつかの準備物があります。こういった準備が不完全な状態で見積依頼を進めると、厳密な金額が算出できないトラブルが生じることもあるため、注意が必要です。今回は、これから内装工事の業者選びをしようと考えている施主の皆さんと一緒に、見積額を算出する上で欠かせない準備物を確認していきます。

内装工事を行なう物件の図面

設計施工会社で内装工事費用を算出するためには、物件の図面が必要不可欠となります。見積り依頼の前段階で不動産会社に依頼をすると、大雑把な図面をもらえることもあるようです。しかしこういった図面の中には古くアバウトな内容のものが非常に多い傾向がありますので、施工会社への依頼前に設計士やデザイナーに依頼をしてきちんとした図面を作っておく必要があると捉えた方が良いでしょう。

デザイン案

内装工事の見積依頼をする際には、施主の方で「こんな内装にして欲しい」というイメージを具体化しておく必要があります。また依頼内容が曖昧な状態で見積を出してもらうと、施工に移った後で金額が膨らむ可能性も出てくるため注意が必要です。こうしたトラブルを回避するためにも、壁紙や床材の色などもなるべく具体的に決めておくようにしてください。

予算額

見積り依頼の際に業者に伝える予算案は、実際に用意できる金額の9割ほどにおさえておくのが理想です。1割減額した金額で内装工事をしてもらえば、着手後に生じたトラブルにも予算内で対処しやすくなります。また内装工事を終えた店舗には、広告などの宣伝活動費用も必要となりますので、「予算額の全てを工事費用に注ぎ込む」といった考え方はやめた方が良さそうです。

現場調査も忘れずに

見積り依頼前の現場調査は、施主、施工業者、デザイナーの全てが参加するのが理想です。現場でデザイン案や理想の仕上がりイメージを伝えれば、図面上だけで考えるよりも遥かに認識のズレが生じにくくなるのです。また施工業者や設計士に現場に入ってもらうと、活用できる材料などもスムーズに見つかりますので、低予算で店舗内装工事を終わらせるためにも、物件の中でみんなで話をした方が良いと言えるでしょう。