店舗内装の質を落とさず地方で出店する際の注意点 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

店舗内装の質を落とさず地方で出店する際の注意点

最終更新日:2016/10/19

地方都市への出店！店舗内装の質を落とさない為の注意点

首都圏や大阪などで大繁盛だったお店が、その勢いに乗って地方都市に出店することは多く見受けられる事例です。しかし地方都市への進出が初めてとなる企業の場合は、店舗内装工事のスケジュールや仕上がりの質の部分で苦悩とすることも多いと言われています。今回は、地方都市出店の特徴を中心に、発注者の皆さんが注意すべきポイントを紹介していきます。

地域特性の把握が必要

初めて地方都市出店を行なう発注者が最初に戸惑うのは、その地域に住む「お客様」と「内装工事業者」の考え方が全く異なることです。車社会が浸透している地方都市では、首都圏では好立地となる駅前店舗の人気が低い傾向があります。また内装工事を行なう業者についても、例えば沖縄などの場合は都心では考えられないレベルの「長すぎる工期」をとることも多いため、そういった地域性を把握した上で設計や工事計画を立てるべきと言えるのです。

地方都市への出店に適した業者選びとは？

現在繁盛している店舗と同じような工事を地方都市で行いたいと考えているなら、これまでお世話になった内装工事業者に施工を依頼するのが理想となります。しかしアクセスが良いとは言えない地方都市の場合は、「そんなに遠いところまで職人を行かせられない」といった理由で発注ができないこともあるのです。こういったトラブルを回避するためには、さまざまな地域に支店を持つ大きな内装工事会社に問合せをしてみてください。もし将来的に地方進出する予定があるなら、「この地域でも工事対応してもらえますか？」と最初に確認しておいても良いでしょう。

現場を見にいけないことで生じるトラブル

本社から離れた場所に出店する場合は、「工事現場が遠い」という理由で担当者の目が行き届かない傾向があります。また、こういった状態を放置して「完成時に確認すれば良い」という考え方でいると、店舗の仕上がりがイメージと異なるトラブルが生じる可能性も出てくるのです。地方都市出店ならではの問題を回避するためには、工事会社の担当者に「現場写真を送ってもらうこと」をお願いしてみてください。その目的がトラブル回避であることを説明すれば、工事現場の負担にならない範囲内で写真の送付に対応してもらえるケースが多いと言われています。