設計会社と施工会社の特徴と仕事内容とは？ 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

設計会社と施工会社の特徴と仕事内容とは？

最終更新日:2020/03/26

設計会社と施工会社の違いと関係を知っておこう

新店舗オープンやオフィス開設の際に欠かせない内装工事は、設計会社と施工会社を中心としたさまざまな業者が関わるのが一般的です。

近頃では1つの会社内で全ての作業を行う「設計施工」のスタイルも増えていますが、工事の内容を含めて納得の依頼にするためにも、それぞれの作業範囲や特徴を知っておくことも必要だと言えるでしょう。

今回は、内装工事の要とも言える「設計会社」と「施工会社」について、徹底解説していきます。

設計会社の仕事と役割とは？

設計会社の仕事は、「デザインを図面化する設計業務」と、施工会社とコミュニケーションを図りながら工事の確認を行う「監理業務」の2つが注意真となります。

《基本設計と実施設計》

設計会社によって行われる基本設計は、内装工事の概要的な図面を作ることで施主とのプレゼンテーションや打ち合わせに使う流れとなっています。
これに対して実施設計の場合は、内装工事に必要な図面や詳細見積を作るステップとなるため、基本的に施工会社用として設計を進めていくのです。

《設計の監理業務》

作成図面どおりの工事が行われているかを確認する管理業務は、設計会社の義務とも言える仕事です。
内装工事で使われる家具や壁紙、素材のチェックも設計会社によって進められていきます。

施工会社の仕事と役割とは？

今回のテーマとなる施工会社とは、「施工全体を管理する会社」のことです。施工管理会社は基本的に、自社内で手を動かして工事作業を行うことはありません。
元請けとして多くの工事業者を管理しながら内装工事全般を進めていくのが大きな仕事なのです。

《見積の作成と資材、業者の手配》

施工管理会社では、設計会社で作った内装工事の図面に基づき、その作業を実現する上で必要な人、資材、時間、お金などを計算していきます。

発注関係も施工会社の仕事のひとつです。

《現場管理》

内装工事を行う現場の安全確保や周辺住民への挨拶なども、施工会社の大事な仕事です。
施工会社では、内装工事がスケジュールどおりに終わるように、施工の手順や工程に関する管理や検討を進めていきます。

《アフターフォローとメンテナンス》

引き渡しが終わった店舗やオフィスに生じた不具合や老朽化の対応も、施工会社が行います。

契約で決めたとおりの仕上がりにならない場合は、瑕疵担保責任として工事を請け負った施工会社が責任を負うのが一般的です。

まとめ

ひとつの会社内で設計施工を行う場合も、「設計担当」と「施工担当」が存在します。

当ページで紹介したそれぞれの役割を把握していると、相談や質問もしやすくなると言えそうです。
特に業者が違う場合は、適切な窓口を把握することも施主として大事なことだと言われていますので、トラブルを回避するためにも今回紹介した仕事内容を頭に入れておくようにしてください。

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