備蓄倉庫補助金って?どんな種類があるのか解説します!

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自然災害はいつ、どこで発生するか予測が困難であり、特に津波は沿岸部に立地する工場にとって壊滅的な被害をもたらす可能性があります。 事業を継続し、従業員の安全を守るためには、防災備蓄が不可欠です。 しかし、備蓄倉庫の設置や備蓄品の購入には相応のコストがかかります。

そうした企業の負担を軽減するため、国や地方自治体は様々な補助金制度を設けています。 この記事では、工場における津波対策の重要性から具体的な方法、そして備蓄倉庫などに活用できる補助金制度について詳しく解説します。

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※2 クールサーム®の実証実験にて10年以上の耐久性を確認しています。詳しくは弊社スタッフまでお問い合わせください

この記事の監修者

株式会社澤村(SAWAMURA)

山々に囲まれ、琵琶湖を臨む滋賀県高島市。
株式会社澤村は1950年の創業以来、地域とともに歩みながら、信頼・実績・技術を受け継いできました。
現在、フィールドは滋賀・京都・福井まで広がり、130名を超えるスタッフと共に、設計・施工の一貫体制でお客さまのご要望にお応えしています。
本コラムは株式会社澤村が運営する工場建築・倉庫建築に関するお役立ちコラムです。

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なぜ工場に津波対策が必要なのか?


沿岸部に位置する工場にとって、津波は事業の存続そのものを脅かす深刻なリスクです。 ひとたび津波が発生すれば、その被害は建屋や設備といった物理的な損害にとどまりません。 何よりも優先されるべき従業員の生命が危険にさらされ、サプライチェーンの寸断による事業停止は、計り知れない経済的損失と信用の失墜を招きます。

本章では、企業が津波対策を経営の最重要課題の一つとして捉えるべき理由を、人的被害と経済的損失という二つの側面から掘り下げていきます。

従業員の命と安全を守るため

企業の最も重要な責任は、従業員の生命と安全を確保することです。 津波は、高波による浸水被害だけでなく、凄まじい力で建物や重機を破壊し、大量の瓦礫を発生させます。 こうした状況下では、従業員が直接的な被害を受けるリスクが極めて高くなります。

適切な避難経路が確保されていなかったり、避難訓練が徹底されていなかったりすると、迅速な避難行動がとれず、人的被害を拡大させる要因となり得ます。 普段から安全な避難場所や避難方法を全従業員で共有し、実践的な訓練を重ねることが、万が一の事態に従業員自身が自分の命を守る行動をとるための基盤となります。 これは、企業の社会的責任を果たす上での基本要件です。

事業中断による甚大な経済的損失を防ぐため

津波による被害は工場の操業停止という形で深刻な経済的損失をもたらします。 生産設備の水没や破損、製品・原材料の流出、電力や水道といったインフラの途絶により、長期間の事業中断を余儀なくされます。

復旧には莫大なコストと時間が必要になるだけでなく、その間の供給責任を果たせないことで取引先からの信用を失い、市場シェアを失うリスクも負います。 さらにサプライチェーン全体への影響も甚大で、自社の被災が取引先の事業活動にまで波及することも考えられます。 こうした経済的損失を最小限に食い止め、可能な限り迅速に事業を再開するためには、事前の津波対策が不可欠です。 対策への投資は、将来起こりうる巨大な損失を防ぐための保険と捉えるべきです。

工場が実施すべき津波への事前対策


津波による被害を最小限に抑えるためには、発災後の対応だけでなく、平時からの周到な準備が決定的に重要です。 対策は、自社の立地条件や事業内容といったリスクを正確に把握することから始まります。 その上で、ハード・ソフト両面から具体的な計画を策定し、組織全体で実行していく必要があります。

ここでは、工場が実施すべき具体的な事前対策として、ハザードマップの確認、BCPの策定、設備の浸水対策、備蓄、そして避難訓練という5つの重要な項目について解説します。

ハザードマップで自社のリスクを把握する

津波対策の第一歩は、自社工場がどのようなリスクにさらされているかを客観的に把握することです。 各地方自治体が公表している津波ハザードマップを活用し、工場の所在地における津波の到達予測時間や想定される浸水の深さ(浸水深)を確認します。 これにより、避難を開始すべきタイミングや、どの程度の高さまで避難する必要があるのかといった具体的な避難計画の基礎情報を得られます。

また、指定されている緊急避難場所や避難経路も併せて確認し、実際に安全にたどり着けるか、複数のルートを検討しておくことも重要です。 リスクを正しく認識することが、実効性のある対策を立案するための原点となります。

BCP(事業継続計画)を策定・見直しする

BCP(事業継続計画)とは、災害などの緊急事態において、中核となる事業を中断させない、または中断しても可能な限り短い時間で復旧させるための方針や手順をまとめた計画です。 津波を想定したBCPには、緊急時の指揮命令系統、従業員の安否確認方法、重要データのバックアップと保護、代替生産拠点の確保、主要な取引先との連携などを具体的に盛り込む必要があります。

計画は一度策定して終わりではなく、組織の変更や社会情勢の変化に合わせて定期的に見直しを行い、訓練を通じて課題を洗い出し、継続的に改善していくプロセスが不可欠です。 これにより、いざという時に計画が形骸化することなく、機能するものとなります。

設備の浸水対策と建物の耐震・耐水化

ハード面での対策は、事業の早期復旧に直結する重要な要素です。 まず、制御盤やサーバー、高価な生産設備など、事業継続に不可欠な重要設備を特定し、可能な限り上層階へ移設したり、かさ上げしたりする対策が有効です。 建物の開口部には、脱着式の止水板や防水扉を設置することで、屋内への浸水を防ぎます。

また、津波は地震に伴って発生することが多いため、建物の耐震性を確保することも基本となります。 地盤沈下や液状化のリスクも考慮し、必要に応じて地盤改良や基礎の補強を行うなど、建物の耐水化・強靭化を計画的に進めることが、設備資産を守り、事業中断のリスクを低減させます。

防災グッズや非常食の備蓄

災害発生後、救助や支援が本格化するまでには時間がかかることを想定し、従業員が数日間社内で待機できるだけの備蓄品を準備しておく必要があります。 最低でも3日分、推奨されるのは1週間分の水、食料、簡易トイレ、毛布、救急用品などを備蓄します。 特に飲料水の確保は最優先事項です。

また、大規模な停電に備え、非常用電源や発電機、情報収集のためのラジオ、連絡手段としての衛星電話なども用意しておくと安心です。 これらの備蓄品は、専用の備蓄倉庫などに集約して保管し、定期的に消費期限の確認や入れ替えを行うなど、維持管理のルールを定めておくことが重要です。

定期的な避難訓練の実施

策定した避難計画やマニュアルが、実際の災害時に有効に機能するためには、定期的な避難訓練が欠かせません。 津波警報の発令を想定し、ハザードマップで確認した避難場所まで、実際に歩いて避難する訓練を行います。 このとき、津波の到達予測時間内に避難を完了できるか、避難経路に危険な箇所はないかなどを確認します。

訓練には従業員全員が参加し、役割分担や行動手順を身体で覚えることが重要です。 訓練後には反省会を開き、参加者からの意見や発見された課題を基に、避難計画やBCPを改善していくサイクルを確立することで、組織全体の防災対応能力が向上します。

備蓄倉庫に対して、補助金が出る?


工場の防災対策、特に従業員のための非常食や防災グッズを保管する備蓄倉庫の設置には、少なからず費用が発生します。 こうした企業の防災・減災への投資を後押しするため、国や地方自治体は様々な補助金や助成金制度を用意しています。

これらの支援制度を有効に活用することで、企業は初期投資の負担を軽減しつつ、より充実した防災体制を構築することが可能になります。 自社の事業規模や所在地の自治体が提供する制度を調べることは、具体的な対策を計画する上で非常に有益なステップです。 どのような制度があるのか、次項で詳しく見ていきましょう。

備蓄倉庫に対して出る補助金とは


備蓄倉庫の設置や防災用品の購入に直接活用できる補助金は、主に地方自治体が独自に設けているケースが多いです。 例えば、「防災・減災設備整備補助金」といった名称で、備蓄倉庫の建設費や購入費、非常用発電機や止水板の設置費用の一部を補助する制度があります。

また、国の制度としては、中小企業が策定した「事業継続力強化計画」の認定を受けることで、税制優遇や日本政策金融公庫からの低利融資といった金融支援を受けられる場合があります。 この計画の中に備蓄倉庫の整備を盛り込むことも可能です。 利用できる制度は自治体や時期によって異なるため、まずは自社が所在する都道府県や市区町村の防災担当部署、または商工会議所などに問い合わせ、最新の情報を確認することが重要です。

津波発生!その時とるべき行動とは


どれだけ入念な事前対策を講じていても、実際に津波が発生した際に、従業員一人ひとりが冷静かつ適切な行動をとれなければ、被害を防ぐことはできません。 強い揺れを感じたり、津波警報が発令されたりした直後の数分間が、生命を守る上で最も重要な時間となります。

パニックに陥ることなく、事前に定められたルールに従って行動するためには、日頃からの意識付けと訓練が不可欠です。 ここでは、津波の危険が差し迫った状況で、企業として、また従業員として、何を最優先に、どのように行動すべきかを解説します。

従業員の安全確保を最優先に避難する

強い地震の揺れを感じた、あるいは津波警報・注意報が発表された場合、沿岸部や河川の近くにいる従業員は、直ちに全ての作業を中断し、避難を開始しなければなりません。 「より高く、より遠くへ」が避難の基本原則です。 ためらっている時間が命取りになる可能性があるため、機械の停止や資材の片付けといった作業は行わず、自身の命を守ることを最優先に行動するよう、日頃から徹底的に周知しておく必要があります。

事前に定めた避難場所へ、想定された避難経路を通って迅速に移動します。 この初動の速さが、人的被害を最小限に抑えるための鍵となります。

従業員の安否確認を行う

従業員が無事に避難を完了した後、企業が次に行うべき重要な行動は、全従業員の安否確認です。 事前に導入した安否確認システムや、あらかじめ定めておいた連絡手段(メール、SNSグループ、電話など)を用いて、従業員本人とその家族の状況を迅速に把握します。

災害時には通信回線が輻輳し、電話が繋がりにくくなることが想定されるため、複数の連絡手段を確保しておくことが望ましいです。 従業員の安否情報は、救助活動の要請や事業の復旧計画を立てる上での最も基本的な情報となります。 誰が、どこで、どのような状況にあるかを正確に把握することが、その後の対応の第一歩です。

よくある質問


工場の津波対策を具体的に進めようとする際、多くの経営者や担当者の方が様々な疑問に直面します。 特に、対策にかかる費用、専門的な相談先、そして自社のリスク評価の妥当性については、共通の関心事と言えるでしょう。

ここでは、そうした津波対策に関する実務的な疑問の中から、特によく寄せられる質問を3つ取り上げ、それぞれについて回答します。 これらの回答を参考に、自社の状況に合わせた対策立案の第一歩を踏み出すための情報を整理してください。

工場の津波対策には、具体的にどのような費用がかかりますか?

津波対策にかかる費用は、対策の内容や工場の規模、立地条件によって大きく変動します。 例えば、BCP策定のコンサルティング費用や防災備蓄品の購入といったソフト対策は、数十万円から数百万円程度が目安です。 一方、建物の耐震補強や防水壁の設置、重要設備の高台移設といったハード対策には、数千万円から数億円規模の投資が必要になる場合もあります。

まずはハザードマップなどで自社のリスクを正確に評価し、どこまでの対策が必要か優先順位を決定することが重要です。 全ての対策を一度に行うのではなく、リスクの高い箇所から段階的に投資していく計画的なアプローチが現実的です。

津波対策について、どこに相談すればよいですか?

津波対策に関する相談先は、その内容によって異なります。 まず、地域のハザード情報や公的な避難計画については、工場が所在する市区町村の防災担当部署が最初の相談窓口となります。 より専門的なBCPの策定や具体的な防災設備の導入については、防災コンサルタントや、耐震・防水工事の実績が豊富な建設会社、設備メーカーなどが相談先として挙げられます。

また、各地の商工会議所や中小企業支援センターでは、専門家派遣事業や防災に関するセミナーを開催している場合があるため、こうした公的支援機関を活用するのも有効な手段の一つです。

ハザードマップで浸水想定区域外だった場合、対策は不要ですか?

ハザードマップで浸水想定区域外であっても、対策が全く不要ということにはなりません。 ハザードマップは過去のデータに基づくシミュレーションであり、想定を上回る規模の津波が発生する可能性は常に存在します。 また、工場自体が直接浸水しなくても、周辺地域の被災による影響は避けられません。

例えば、サプライヤーの被災による部品供給の停止、道路網の寸断による物流の麻痺、広域停電による操業停止など、間接的な被害を受けるリスクは十分に考えられます。 したがって、事業継続の観点から、サプライチェーンの代替手段の確保や通信手段の多様化、最低限の備蓄といった対策は、区域外であっても検討しておくべきです。

まとめ

津波対策は、従業員の安全確保と事業継続という二つの重要な側面を持つ経営課題です。対策の出発点は、ハザードマップを活用して自社のリスクを正確に把握することにあります。その上で、BCPを策定し、緊急時の行動計画や安否確認方法を明確化する必要があります。

対策は、建物の耐水化や設備の移設といったハード面の強化と、備蓄品の整備や避難訓練の実施といったソフト面の取り組みを両輪で進めることが求められます。これらの対策には費用を伴いますが、特定の被災地域における工場等の新増設を対象とした国の制度や、一部の自治体による津波避難ビル整備事業のような補助金制度が存在する場合があります。自社の状況に合わせた実効性のある計画を立て、それを継続的に見直し、改善していくプロセスが、万が一の際に企業を守る力となります。

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SAWAMURAについて

1950年の創業以来、地域に貢献すること、お客様の事業の発展に寄与することを目標に
さまざまな建築物を竣工してきました。1998年よりシステム建築事業をスタート。
豊富な経験と実績をもとに、さまざまなご要望にお応えします。

関西No.1のシステム建築実績。
積み重ねた施工実績とノウハウで、
確かな精度を保証します。

2020年
関西ブロック優秀ビルダー賞1位
2019年
関西ブロック優秀ビルダー賞3位
関西ブロック年間販売実績 第1位 5年連続受注賞
アティブビルダー銀賞受賞
2018年
関西ブロック年間販売実績 第3位 5年連続受注賞
アクティブビルダー銅賞受賞
2017年
アクティブビルダー銅賞受賞
2016年
アクティブビルダー銅賞受賞
2015年
アクティブビルダー 銅賞受賞
2012年
連続販売年数15年達成
2013年
15年連続受注賞
2008年
10年連続受注賞 2005年 5年連続受注賞
2004年
優秀ビルディング

資格所有者

  • 一級建築士 13人
    二級建築士 41人
    一級建築施工管理技士 29人
    一級土木施工管理技士 10人
  • 宅地建物取引士 19人
    設備設計一級建築士 1人
    土地家屋調査士 1人
    一級建設業経理士 2人
    中小企業診断士 1人​

会社概要

社名 株式会社澤村
本社 〒520-1121 滋賀県高島市勝野1108番地3
TEL. 0740-36-0130(代)
FAX. 0740-36-1661
大津オフィス 〒520-0242 滋賀県大津市本堅田三丁目33-16 エルミナ リアン 2F
TEL. 077-572-3879
FAX. 077-573-8384
敦賀オフィス 〒914-0811 福井県敦賀市中央町一丁目8-10
TEL. 0770-22-6005
FAX. 0770-47-6405
資材センター 滋賀県高島市勝野873-1
創業 昭和25年12月6日
資本金 50,000,000円(グループ全体)
従業員数 182名(グループ全体)※2024年10月1日現在
売上高 63億円(グループ全体)※2024年9月実績
営業種目 建築一式、土木一式、大工工事、水道施設工事、とび・土工工事、造園工事、左官工事、石工事、屋根工事、タイル・れんが・ブロック工事、鋼構造物工事、鉄筋工事、舗装工事、板金工事、ガラス工事、塗装工事、防水工事、内装仕上工事、熱絶縁工事、建具工事、宅地建物取引業、建築・土木設計、土地活用
許可・登録 〈建設業許可〉 
滋賀県知事許可(特・般-3) 第80123号
〈一級建築士事務所〉 
滋賀県知事登録(カ) 第126号
〈宅地建物取引業者〉 
滋賀県知事登録(12) 第1267号
取引銀行 滋賀銀行 高島支店
関西みらい銀行 安曇川支店
滋賀県信用組合 安曇川支店
関連会社 株式会社トータル・オーガニック・プランニング
沢村ホーム株式会社
関西No.1のシステム建築実績。

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