建築物の用途変更！コンバージョンとリノベーションの違いとは？ 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

建築物の用途変更！コンバージョンとリノベーションの違いとは？

最終更新日:2016/06/23

建物の再生に欠かせないコンバージョンとは？

近年ブームの古民家カフェや廃校カフェなどのリノベーションは「コンバージョン」と呼ばれる用途変更によって実現したものです。

コンバージョンに位置づけられるリノベーションは、同じ用途の建物に施す改修よりも遥かに多くの工事が必要となります。

またそんなコンバージョンによって生まれる建物の新たな価値は、カフェや商業施設に入店するユーザにとっても「新たな感覚」を与えるため、近頃の建築工事の中で注目度を高め始めているのです。

リフォーム、リノベーション、コンバージョンの違いとは？

多くの一戸建て住宅などで行われるリフォームは、経年劣化によって傷んだ箇所を修復して、原状回復するのが目的です。

これに対してリノベーションは、リフォーム工事の得意とする原状回復に加えて、間取りの変更を含む大規模な工事を行うのです。

近年注目度を高めているコンバージョンは、リノベーション工事の中で用途変更を行う形となるため、わかりやすく例えるなら「原状回復+間取り変更+用途変更」とイメージすれば良いでしょう。

工場や倉庫はどんな形でコンバージョンできる？

使わなくなった倉庫や工場は、コンバージョンによってアパートやカフェに生まれ変わることができます。

また近頃では、倉庫や工場特有の「屋根の高さ」から開放感溢れるカフェを作りたいと考えるオーナーも増えていますので、コンバージョンを施せば一般の用途では使い勝手の悪い物件でも良い形で再生できると言えるでしょう。

空きビルをマンションにリノベーションするスタイルも人気

立地環境の悪さや古さなどにより、新たな企業の入居が見込めなくなった空きビルも、法律面の規制や各種手続きさえクリアできれば、集合住宅のマンションへとコンバージョンを行うことも可能です。

コンバージョンの主目的である「用途を変えること」には、一般のリフォームやリノベーションでは出てこないさまざまな法律が絡んできますので、役所への手続きを含めて経験豊富な建設会社に設計全般を依頼するのが理想と言えるでしょう。

また近頃ではコンバージョンやリノベーションに関する雑誌なども増えていますので、自分の希望とするイメージを伝えることから建設会社への相談を始めてみても良さそうです。