工場、倉庫、店舗で電気代を大幅削減する3つの方法 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

工場、倉庫、店舗で電気代を大幅削減する3つの方法

最終更新日:2017/10/19

小さなことの積み重ねが工場や店舗の電気代削減に繋がる

さまざまな製品を保管している倉庫や、たくさんの人々が働く工場では、光熱費を抑えることが経費全般の削減に繋がると考えられています。

特に冷暖房が欠かせない工場については、電気代の10～15%が空調設備の占める割合となりますので、毎日のエアコン使用に関して「削減できるところはないか？」と分析することも良策であると言えるでしょう。

今回は、光熱費の少ない工場や倉庫が実践している「電気代を大幅に改善する秘策」をご紹介します。

エアコンに関する電気代削減策

電気使用量の大幅削減にトライするなら、エアコンの設定温度を1度上げる方法がおすすめです。

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この方法を実践している工場や倉庫の中には、エアコンの無駄遣いとも言える「低すぎる設定温度」を上げるだけで10%もの電気代削減に成功したところも存在します。

これに対して従業員の作業環境といった点で設定温度の変更が難しい場合は、汚れがホコリの詰まった室外機の掃除や洗浄を行なってみてください。

長年室外機の清掃が行われていない工場や倉庫では、エアコンから出てくる冷気にカビや雑菌がたくさん繁殖していることも考えられますので、「きれいな空気の中で製品を保管する」といった意味でも定期的な掃除を習慣化することは大変おすすめです。

シーリングファンの設置

天井の高い倉庫や工場では、シーリングファンを使って空気循環を良くすることでエアコンの設定温度を下げられると言われています。

最初にシーリングファンを導入する際には少しコストがかかるかもしれませんが、長期的な目で見た時に光熱費や経費全般が抑えられると考えれば、大変メリットの高い設備と捉えて良さそうです。

作業場以外の電気を消す

従業員の休憩室や脱衣所、社員食堂といった「作業場以外の環境」で電気のON・OFFにメリハリをつけると、照明・エアコンの両方で電気代削減ができるようになります。

また全ての従業員が工場内にいる時間帯は、休憩室の温度を2～3度上げても問題ありませんので、個人に設定温度を決めさせるのではなく「この時間帯は○度にする」といった貼り紙をしておくことでスタッフ全員に節約の意識が芽生えると言えそうです。

まとめ

大型の倉庫や工場には、さまざま場所に「電気代節約に繋がるポイント」が眠っていると言われています。

工場建設やリフォームに詳しい建設業者は、電気代削減に関する良策をたくさん把握していますので、設計などを依頼する際にアドバイスを仰いでも良いでしょう。