「世界の工場」が中国から東南アジアにシフトしている
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世界産業の中心!?世界の工場とは?
世界各国から原材料を輸入し、世界中を輸出対象とした製品を製造するような工業国を「世界の工場」と呼びます。
19世紀のイギリス産業革命の頃に提唱されたこの概念は、20世紀になると日本とアメリカ、21世紀以降は中国という形で時代の状況によって対象国が移り変わる形となっているのです。
また中には、「世界的優位に立ったイギリスの全盛期表現する言葉」と定義している辞典もありますので、「世界の工場」というキーワードにはさまざまな意味合いが含まれていると考えて良いでしょう。
今回はこれまで絶対的な地位を確立していた中国に陰りが生じて、他の地域へと変遷を遂げようとしている世界の工場の現状について、最新情報を解説していきます。
中国の地位が危うくなっている理由とは?
中国の優勢が危うくなっている最大の原因は、人件費を含めた製造コスト全般が高騰しているからです。
2010年頃から毎年16%もの上昇が始まった中国の製造コストは、「どの国よりも急速に高騰している」という悪い意味で注目を集めることになりました。
またひとりっ子政策から40年以上が経ち、急速な高齢化がスタートした中国では、「生産年齢の人口不足」といった慢性的な問題が生じるようになったのです。
このような実情から考察すると、中国が再び世界の工場の軸に返り咲くことは難しいと断言できます。
次の世界の工場は東南アジア!
2015年にオーストラリア・ニュージーランド銀行が発表した報告によると、カンボジアを中心とした「若くて安い労働力」を大活用した東南アジアが世界最大の生産基地になるという専門家の意見が急増しています。
今後の15年で人口の約半数が30歳以下となる東南アジア諸国は、10年先には中国から「世界の工場」の座を奪うと考えられているようです。
またシンガポールやマレーシアが技術や金融の拠点、カンボジアやビルマ、ラオスが生産拠点になるといった展望も発表されているため、さまざまな産業が集約するという意味でも、東南アジアに世界の工場が移るメリットは大きいと言えるのです。
まとめ
世界の工場について分析をしている専門家の中には、「人件費だけを追求すると、いつか必ず限界が来る」といった厳しい見方をする方々も存在します。
時代の流れによってさまざまな国に移り変わる世界の工場ですが、全世界の経済成長に繋がる方法や環境を見出すことができれば、あらゆる意味での好循環が生まれるのかもしれません。
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- 2008年
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- 優秀ビルディング
資格所有者
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一級建築士 8人
一級建築施工管理技士 21人
一級土木施工管理技士 8人
二級造園施工管理技士 4人 -
宅地建物取引士 9人
設備設計一級建築士 1人
土地家屋調査士 1人
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会社概要
社名 | 株式会社澤村 |
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資材センター | 滋賀県高島市勝野873-1 |
創業 | 昭和25年12月6日 |
資本金 | 50,000,000円(グループ全体) |
従業員数 | 138名 (グループ全体)※2022年9月時点 |
売上高 | 50億 (グループ全体)※2022年9月実績 |
営業種目 | 建築一式、土木一式、大工工事、水道施設工事、とび・土工工事、造園工事、左官工事、石工事、屋根工事、タイル・れんが・ブロック工事、鋼構造物工事、鉄筋工事、舗装工事、板金工事、ガラス工事、塗装工事、防水工事、内装仕上工事、熱絶縁工事、建具工事、宅地建物取引業、建築・土木設計、土地活用 |
許可・登録 | 〈建設業許可〉 滋賀県知事許可(特・般-3) 第80123号 〈一級建築士事務所〉 滋賀県知事登録(カ) 第126号 〈宅地建物取引業者〉 滋賀県知事登録(12) 第1267号 |
役員氏名 |
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取引銀行 | 滋賀銀行 高島支店 関西みらい銀行 安曇川支店 滋賀県信用組合 安曇川支店 |
関連会社 | 株式会社トータル・オーガニック・プランニング 沢村ホーム株式会社 |
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